読んだ本メモ・小池百合子さんと林修さんの対談
読んだ本
対談形式ですんなり読めた。
どちらも轍がない未踏の場所に突き進んでいるお方。これは誰でもできることではない。私がやってる事業も、どちらかといえば先人が少ない。ちゃんとビジネスとして成り立つのかまだ手探り。だから余計に、この本に勇気をもらった。
「これ、絶対ブルーオーシャンやん!」というものを見つけ、でも決心がついていない...という人は、背中を押してくれる一冊になりそう。
マイナー言語通訳者の経験あり、ジャーナリズム世界の経験ありということで、わたしは勝手に小池さんに親近感を持っている。もう就任1年か~。
林さんは孤独に突き抜けられる人であるけど、小池さんは意外とそうでもない。その点でもまた親近感がわいた。
みきほし30歳3大事件
昨夜夫に「みきほし30歳 3大事件ってなに?」って聞かれて、
なんだろう~~と候補を書き出して、整理してみました。
この3つかなあ。
・家族全員健康であることのありがたみは、失ってみないとわからない。七夕の短冊は「家内安全」。
・東京都EAT TOKYOに参画できたのは、私の中でとても大きかったです。事業参画が次の仕事につながり、自己紹介としても「EAT TOKYOで店舗アドバイザーやってます」と言えるのは大きい。「世の中の信頼を勝ち取るきっかけになった」のと、めちゃくちゃ充実した2か月間でした。会ったことないのに推薦してくれた究さんには感謝してもしきれません。
・これめっちゃ人に話したくて仕方がないけど、胸焼けする要素いっぱい詰まってるので省略します。( ツイッターとかではちょいちょいおもらししてますし、途中でかきっぱになっているnoteまんが「親友がマルチに囲い込まれて心がぺしゃんこになった話」がそれなんですが。)黒柳徹子さんが野際陽子さんの手紙に「お友達でいて下さってありがとう」という言葉があって、自分の人生の終わり掛けに、この言葉を伝えられる相手がひとりでも多い人生になるといいな、とおもいます。また、phaさんの本に「幸せに生きるためには自分とある程度同じ価値観や同じ世界を共有する仲間や友人を持つことが大事だ」っていう、印象的な文言があってね、私自身ずっと、同じ価値観の人間てまとまるとタコツボから出られなくなって多様性がなくなって社会から置いてかれたことすら気づけなくなるから、そうならないように気を付けてたんだけど、心の平穏のためにも、同じ価値観や世界を共有する仲間を増やしたいって思った。31歳はそのように生きたい。
持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない (幻冬舎単行本)
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備忘録 子ども食堂の問題点メモ
はじめに、私自身は子ども食堂に興味はあっても、アクセスおよび可処分時間の事情で、一度も足を踏み入れたことはありません。話を聞く限り、こういう取り組みは素晴らしいし、必要とされている限りどんどん広がればいいかなと思っています。人生でもうやることなくなったらこういうことやりたいなあ、と漠然と思ってます。(現物見たことないんだけどね)
となりの区で、子ども食堂が新たにオープンしました。厳密には、となりの区で営業している飲食店さんが、子ども食堂の試みを始めました。が、オープン時に現場に居合わせた人の話を聞くに、子どもたちの前で「うるさい」と文句を言ってきた近所の方がいた、ということです。
普段はうるさくないタイプの飲食店だったため、近隣の人は平穏な日常が壊され気分を害したのかと思います。こういうトラブルってほかにあるのかな?と思い、「子ども食堂 問題」で検索してみたら、騒音問題だけでなく、いろいろと出てきました。読んだもののリンクまとめメモです。
やってみなきゃわからないことも出てきますが、こういう反省と考察は同じような失敗を防ぐよい教訓になりそう。
「なんでも自分でやろうとすると、資源が枯渇してめちゃくちゃに終わる」というのはどんな事業にもあてはまる。
広報とかであれば、自分でもサポートできそう。プロボノ的に参画するというのもありだなあ。
マルチに囲い込まれた友人が、退職したあとに失業手当を受ける手続きを頑として拒んだことを思い出した。生活保護を受けるべき人が申請しず、生活保護を受けている人を叩く構図も、これらと同じなのかもしれない。
あと、スマホで記事を読んでいるときに「子ども食堂って貧乏な人が行くところでしょ、と言われた」みたいな話も見かけた。
どうしても、普段会う人・交流が続いている人って、自分と興味・関心・語彙が似ている人ばかりになってしまう。普段会わない友達や親戚などに「子ども食堂をどう思うか」と聞いたりしてみよう。
子ども食堂をつくろう! ── 人がつながる地域の居場所づくり
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居場所のない子どもたちへ―「食」と「教育」で支える大学・地域・NPOの挑戦 (藤女子大学人間生活学部公開講座シリーズ1)
- 作者: 隈元晴子,伊井義人,池田隆幸,稲川正勝,大矢一人,小川恭子,木村弘,佐藤典子,高橋勇造,平井照枝,若狭重克,小場冴香,柴田陸,清水麻衣子,竹内真子,松下由茉,池上裕子,梅田侑依,河江祐茄,齊藤祥子
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「思い切りのよさ」が足りなくて機会損失した話
別ブログでも書いたのですが、女性向けビジネスリュック「biz+u」を買いました。
厳密には、クラウドファンディングの「makuake」を通じて支援し、リターンとして現物がもらえる仕組みです。プロジェクト自体は、川崎ぺちゃくちゃないとで登壇した時に知り合い、Facebook友達になった池之上さん(株式会社りくつな | Liczna inc.)の投稿で知りました。ミラサポでも鞄制作ストーリーが掲載されていました。
支援額(購入額)は56,250円と決して安くなく、私にとっては現物見ずに買えない額です。
なのですが。
けっこうな人が現物展示が始まる前に支援(購入)されてたんですよね。このクラウドファンディングのプロジェクトを知ったときには、すでに「超早割」は売り切れていました。また、現物見に行く2週間くらい前まで、2つセットで割引になるコースがあったんですが、私が購入するころにはもうなくなっていました。お届け予定時期も、当初は7月でしたが、私のは届け時期10月。
その、買った人の、思い切りのよさ、すごい。ネットの情報だけで5万もするもの買えるの。可処分所得に余裕があるからなのか、この横山さんへの信頼からなのか、サイト上の情報で十分なのか。サイト上の情報で十分ならば、どの情報が決め手だったんだろうか。
なんにせよ私は、その思い切りの良さが足りなかった故、手に入る時期が3か月も遅くなってしまったわけだわ。
この、ものごとを決断するコストが低い人たちと自分は、何が違うのだろう。。。
いや。ともあれ、鞄が届く、楽しみ。10月かあ、長い、長いぞ~~。
右のオールレザートートバッグはインドネシアで60万ルピアくらいで買いました。でかいトートバッグでなんでも入って、わたしの良い相棒でした。インドネシアは良質なかばんが安価で手に入って天国でした。
↑就職したばかりのころ、ジャカルタでローカル企業などを取材するときはこのかばん背負ってました。先輩(日本人)にすげえドン引きされてた。
開業1年
日本の朝食ハードルが高い話
はてなブックマークのid:pilpilpilさんのコメントには笑った。笑いこらえられへんでしたーの失笑。
子どもの朝ごはんは「3日連続でドーナツ」――今どき母親たちの“トンデモ朝ごはん”に共感の声も (週刊SPA!) - Yahoo!ニュース
朝:ドーナツ、昼:ヌガーチョコとバナナの国ではGoogleやAmazonがあり、朝:ご飯・焼き魚・味噌汁、昼:愛情込めたお弁当の国では東芝やSHARPがある。
2017/04/25 12:18
外食事情でいえば、シンガポール、インドネシア、マレーシアにいたころ、本当に恵まれてた。共働きがスタンダードなシンガポールは、朝食を外食か中食で食べるのが標準装備みたいなかんじで、粥とか中華まんみたいなのが街角で、お安い値段で売られていた。(店→クダイ)朝起きたらおじいちゃんがジョギングに行って帰りに家の前に売りに来てるワルンかホーカーズ(公共フードコートみたいなところ)に立ち寄って家族全員分のおかゆを買い、子どもはそれを食べてから登校する、みたいなかんじ。
マレーシアは、私が滞在した約10家庭を見る限り、毎日ではないが週に1-3回外で買ったものを朝食べる家庭がまあまああった。インドネシアは所得層によるけど、中食用の移動式屋台(ワルン)があって、粥とかソトアヤム(ココナツミルク入りチキンスープみたいなもの)が朝から手に入った。
日本でワルンやクダイに相当するのは、コンビニ。セブンイレブンが「朝セブン」なる、パンとコーヒーで200円というキャンペーンやっててヒットしたなあ。
他のお店(コンビニだけでなく外食・中食含む)朝セブン的のようなキャンペーンを展開してくれたら、日本人の朝食事情が変わりそう。こういうキャンペーンは、「朝ご飯は米と味噌汁と卵焼きとしっかり食べなきゃ」と思ってる層に、「朝ごはんこれだけでもいいんだ」っていう気づきを与える。
出羽の守とか言われそうだけど、日本人は朝食に限らず食事全般のハードルが高すぎると思う。みんな楽できるといいのに。みんな楽しようぜ。
これは執着だろうか。
今年は続き書きたいです。ちゃんと。