バリ人について
とりあえずバリ人について、インドネシア語について簡単に書き流しておきます。
バリの人は笑顔がすてきです。
目が合ったら、確実にスマイル。
スマイル0ルピア。
わたしが住んでいた地域は観光地でもないから、そんなに外国人がこない。
わたしはとっても肌が黄色いジャパネーズなんで、外国人だって一目でわかるためかもしれません。
ところでインドネシアでは、英語は全く通じません。
全くっていうのはどういうレベルか、まずそこから簡単に説明します。
日本で英語は通じるといえるでしょうか。中には話せる人もいますし、うちの父親のようにアルファベットも識別できない人(5年前まではね)もいます。じゃ、日本語の中に英語はどれくらいあるでしょうか。間違ったカタカナ英語などもそりゃーいっぱいありますがね、日本語の中のカタカナ言葉は英語であふれ返っています。
フライドチキンが唐揚げ、トイレットペーパーは糞紙、ミルクは牛乳、ポストカードは絵葉書、ニューは新しい、などなど小学生でも知っている英語です。店舗名や商品名に英語が使われることも多いので、ブックストア=本屋、レモンウォーター=レモン味がする飲み物など、ほらー英単語があふれかえってるでしょう。
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インドネシアはそういうレベルでの英語がだいたい通じません。軽く衝撃でした。
もともとインドネシア語というのはマレーシア語と同じものです。
というよりも、もともとのマレー語+英語中国語の影響=マレーシア語、もともとのマレー語+オランダ語の影響=インドネシア語 となります。
マレーシアは英語も使われているということもあり、フライドチキントイレットペーパーミルクポストカードニュー全部通じます。マレーシア語の中にごちゃまぜて使っても問題ないです。
しかしインドネシアではそうはいきません。ミルクはスス、ポストカードはカルトゥポス、ブックストアはトコブク。そのためドライビングにきた外国人はいろいろ苦労をするらしーです。
大学にはベモに乗っていきました。
これがベモ。日本でいう6人乗りの車の大きさで、座席とかめちゃ適当なかんじ。
1乗り3000ルピアか4000ルピア、50円くらい。
バスみたいな、相乗りタクシーみたいな。。。
ベモが走っている道ならばどこでもおりれるしどこからも乗れまる。
ドアは開きっぱなしなんで、窓からドアへ風が抜け暑くはない。
ベモにのりながらバリ人とのコミュニケーションも楽しかった。
バリ人言葉がわかるとなるとすごいくいついてきます。
何してるんだとかいくつなんだとかどこに住んでるんだとか
兄弟は何人なんだとかどれくらいバリにいるんだとかどんだけ勉強してきたとか。
あと私は単純なので「きみインドネシア語超うまいね!!」とかいわれるといちいちうれしくなります。うれしいっす。
どこで降りるかわかってるけど、「最後まで乗ってれば市場につくからね!!」とか教えてくれたり。
そんなかんじでふつうのバリ人*2は英語がぜんぜんわからないんです。
外国人と意思疎通ができないけれども、観光客には歓迎の意思を伝えたいバリ人。
それで、余計に笑顔を向けてくれるんじゃないだろうかなーと思いました。