みきほ氏ブログ

川崎在住、トリリンガル。日本にくる外国人観光客事情と対応術、インドネシア・マレーシアまわりのことを中心に書いています

自己満足の

「そんなようじゃ****になれない・無理だと思うけどね」
とたまに上から目線で言ってくる人いるよね。
共通の知り合いの結婚式で一度だけ会った方に、某SNS上でやたらとそのような上から決めつけ目線で言われたことがあってなかなかむかついた。
あとから気づいたけれども、彼女はおそらく自己満足の為に私にアドバイスをくれたんだと思う。
「20分以上の説教は、説教する人の自己満足」と、小学校の時親友が分析していたのを思い出した。

上から目線の決めつけ系アドバイスというのは、
「そんな差別意識がある人間でジャーナリストになれるとは思いませんけどね」
とか
「そんな気概しかないようじゃ外国で暮らすなんて無理だと思うけどね」
とか
「そんなコミュニケーション能力ないような奴は一生内定とれない」
とか
「おまえのようなやつは一生母親になる資格はない」
とか
「そんな三流大学で**新聞受けるとか笑えるし」
とか
「龍山高校で東大とかマジ無理だし」
とか。

それ冗談で、あるいはネット弁慶で言ってるんだったら別にいいんだけど,いや、ぜんぜんよくない。
相手を本気で傷つけたいと思ってるとき以外、言っちゃいけない。

言う側はただ単にすばらしいアドバイスをしているつもりかもしれないけども、それはおおいに無責任なアドバイスだと思う。
そして、無責任な決めつけで、無責任なおせっかい。
もっと言えば、言葉を放つ人が優越感に浸る為だけの行為でないか確認してから言って欲しい。


そして言われた側は本気にしちゃいけないと思う。
もし自分に自信がなくなっているときにそういう事を聞くと、そういった言葉に服従せざるをえなくなって、どんどんそういう言葉に惑わされて、自分をどんどんどんどん追いつめてしまう。どんどんどんどん苦しくなっていく。
しかし、相手がどれだけの想いをもってそのアドバイスをしてくれたか、それなりに考える必要がある。
相手が自己満足の為に言っているようならば、心に米粒でとめておくくらいでいいし、
相手が本気で自分の為に思ってくれて言っていると感じたならば、心に画鋲でとめておくといい。心に画鋲が刺さったときは痛みが走るし、血も出るかもしれないけども、でもそのアドバイスはきっと有益だ。


だから、人の上に立つ様になったらなおのこと、普段の生活からもそういう事を‘軽々しくは’言わない様に心がけたい。
相手がどんだけ明らかにやばい状況でも、自己満足の決めつけアドバイスは絶対に言いたくない。



ということを今日家庭教師で教えている最中に思った。危機感持ってくれ。