みきほ氏ブログ

川崎在住、トリリンガル。日本にくる外国人観光客事情と対応術、インドネシア・マレーシアまわりのことを中心に書いています

アイデアと放出

何か思いついても、「自分ごときが思いついたアイデアきっと誰かがもう思いついているし形になっている」と、しらべることさえしなかったらもったいない。自分だけじゃ調べて調べきれなくても、同じようなことを考えてそう、あるいは興味持ってそうな人に「こういうことかんがえているんだけど、既存ですよねー」と確認とるだけでも、次のステップに進むことができる。アイデアを持ち、放出して共感を得られると自信につながる。
なかなかその放出ができないかもしれない。「もうそれあるよ」って言われるのはけっこう恥ずかしい事だもの。
でも、言ってみると、新しい扉が開くかもしれない。


昨年末くらいから、「なごやをフェアトレードタウンにしよう」という動きがあるらしく、それを知って「インドネシア産の豆が名古屋でもっと身近な存在になればいいんじゃないか」と感じるようになり、一言で言えば「インドネシアのコーヒー農家一見単位となごやの喫茶店一見単位が結びつけたい」と願うようになった。
生産者がどのような環境でどのような思いでどんな人がつくっているのかが喫茶店運営側がわかるようになって、喫茶店のお客さんも知れるようになる。生産者側も、どんな人がどんなふうにコーヒーを飲んでいるのかわかるようになればいい。

わたしが2年くらいまえバリのウダヤナ大学にBIPAで短期語学留学をしたとき、ホストマザーの親戚がコーヒー豆農家だったんでコーヒー生豆を買い付けにいったのだ。農園まではいけなかったけどおっちゃんたちはコーヒーを飲んでいて、でもそのコーヒーは泥の水溶液もどきの液体でとてもまずくて、でもそのひとたちはコーヒーと思って飲んでいるのだ。自分たちがつくっているコーヒー豆と、自分たちが飲んでいるコーヒーが同じものと思っていないんじゃないだろうか。チョコレートを見たことがないカカオ農園の子供達の話しように、あるいはナイルパーチの話のように、良質のコーヒーが飲めない環境なのか。どのような状況かまったくわからないが、非常に残念だと思った。
マジデ。
「彼らが自分たちがつくってるコーヒー豆が、どんな人にどんな風に飲まれているかしったら驚くんじゃないか?コーヒーアートとか見せてみたい!」
そんな思いが沸々とわいて出た。


私の世界は狭くてアジア圏内でしか話を進めようとしない、それは悪いことかもしれないけど、アジアで生きていこうアジア共存でものごとを運営していくにあたっては、かえって好都合かもしれない。


日本(なごや)とインドネシアが結びつくといいことってけっこうある。(もちろんインドネシアよりどこそこの国の方がいい、という意見もあるだろうけど)
フードマイルの観点で言えば、日本が最も近いある程度以上の規模のコーヒーの産地はインドネシアのスラウェシ、スマトラ。テイストにこだわりがないという消費者にとって、ブラジルのコーヒーを飲むよりインドネシアのコーヒーを飲む方がある意味エコなのだ。
フェアトレードの観点で言えば、インドネシアのコーヒー農家の所得が増える。日本製品を買ってもらえるかもしれない。日本製の市場獲得に繋がるかもしれない。
まだまとまらないけれど、今はこの二つが明確に言えると思う。

実現できたら、名古屋の喫茶店がなかなかおもしろくなる気がする。

実現できるだろうか、しかもこれ面白いと思ってるのは私だけなんじゃないだろうか...と考えて2ヶ月くらい心のうちにしまっておいたのだが、友人の友人が開いたお店に行ったとき、お店の人になんとはなしに「こんなことかんがえてるんだけど」ということを話してみたら「とても面白そう!」と賛同してくれた。
なんだか自信がわいて、何人かに話してみたらけっこう多くの人に「面白い!」と賛同を受けた。


もちろんこれは実現できないかもしれないし、実現するには何が必要なのかまったくわからない。
だけど、まわりのひとの「面白い!」は私の背中を押してくれた。
なにができるかわからないけど、やれることから、調べれる事からやってみよう!

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