みきほ氏ブログ

川崎在住、トリリンガル。日本にくる外国人観光客事情と対応術、インドネシア・マレーシアまわりのことを中心に書いています

クーリエ・ジャポンを1.3倍楽しむ方法

諸事情でクーリエ・ジャポンのバックナンバーが大量に手に入りました。というより本来は捨てられてしまうものをこっそり横取りしました。
「もったいない」というより、「バックナンバーヤフオクですごい価格で売られてるし、絶対欲しいっていう人いるだろ」という経験と偏見に基づいた判断です。誰かのゴミは誰かの宝物。1年くらい前にぺちゃくちゃないとNAGOYA forハイチで私が言い放ったことです。

というわけで欲しい人いたら、ぜひもらってください。
古いものばかりですが、記事の新鮮みは変わりません。
「アフリカはびんぼう」とかそういうニュースソース社会の教科書みたいな固定概念から自分を解き放ってくれるクーリエ・ジャポン。ぜひどうぞ。申し訳ないのですが海外(インドネシア)から日本の送料はご負担ください。
ので、まとめて引き取ってくれるのが一番助かります。
個人よりも、国際系カフェや人が集まるシェアハウスや学生寮、人が集まるタイプのNPO、アイセックとかの部室とかに置かれて、みんなで楽しんでくれるようなところに引き取ってもらいたいなー。

  • おすすめの読みかた

諸事情で毎月手に入るので、わたしはクーリエ・ジャポンを毎号かじり読みしています。
学生の頃は盲目的にいい雑誌だ面白い雑誌だ世界のことがさらっとかいつまんで知れる雑誌だと思っていたのですが、仕事をはじめて気づいたクーリエジャポンの悪いところは、取材をしていない、翻訳の翻訳である可能性が高く真実から離れた虚構が書かれている可能性です。
アジアニュースの多くは近隣諸国などの英字紙の国際版から拾ってきているので、インドネシアのニュースなのにシンガポールの英字紙がニュースソースなのです。
これはどういうことかというと、インドネシアに住むシンガポール人記者が、「こういうネタならシンガポール人はおもしろがって読むだろう」というネタを書く→編集者が「これはおもしろい」とさらにおもしろがって翻訳する というプロセスがあるわけです。
シンガポール人記者も、ちゃんと取材をしているか定かではありません。地元紙(インドネシア語)の新聞を読んで「こりゃあおもしれえ」と(もしかしたら誤解したまま)英語でシンガポールの英字紙向けに書いて、それを更に日本人がおもしろがって書くかもしれないです。そうなると二重翻訳だから真実は遠いところに行っているのかも。

でも私はクーリエ好きです。ここにいると、アジアにどっぷりつかりすぎ、南アメリカで、アフリカで、ヨーロッパで何が起こってるのかわからなくなりますし、今どういう国なのかもみえなくなってくるので非常に助かります。

みなさん、クーリエ読むとき、ニュースソースをしっかり確認してね!
どんな立場の人がどんなふうに元の記事を書いたのかイメージすると、クーリエの面白さ1.3倍だよ(きっと!)

以下引き取り手募集のクーリエジャポンバックナンバーだよー

COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2006年 10/5号

COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2006年 10/5号


COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2006年 11/16号 [雑誌]

COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2006年 11/16号 [雑誌]


COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2006年 12/21号 [雑誌]

COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2006年 12/21号 [雑誌]


COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2006年 8/17号

COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2006年 8/17号


COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2006年 9/7号

COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2006年 9/7号


COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2006年 10/19号

COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2006年 10/19号



COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2007年 1/18号 [雑誌]

COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2007年 1/18号 [雑誌]


COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2007年 2/1号 [雑誌]

COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2007年 2/1号 [雑誌]



COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2008年 08月号 [雑誌]

COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2008年 08月号 [雑誌]


COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2008年 11月号 [雑誌]

COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2008年 11月号 [雑誌]



COURRiER Japon ( クーリエ ジャポン ) 2009年 12月号 [雑誌]

COURRiER Japon ( クーリエ ジャポン ) 2009年 12月号 [雑誌]


COURRiER Japon ( クーリエ ジャポン ) 2009年 07月号 [雑誌]

COURRiER Japon ( クーリエ ジャポン ) 2009年 07月号 [雑誌]


COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2009年 10月号 [雑誌]

COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2009年 10月号 [雑誌]


COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2009年 02月号 [雑誌]

COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2009年 02月号 [雑誌]

以下二冊は多分半年後に引き取り手募集になります。

COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2010年 11月号 [雑誌]

COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2010年 11月号 [雑誌]


COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2010年 12月号 [雑誌]

COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2010年 12月号 [雑誌]

もしかしたらもうちょっと増えるかもしれません。もしくは減るかも。