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みきほ氏ブログ

川崎在住、トリリンガル。日本にくる外国人観光客事情と対応術、インドネシア・マレーシアまわりのことを中心に書いています

インドネシアとFaceBookの関係について2

ソーシャルネットワークが日本で公開されたせいか、前回のインドネシアとフェイスブックの関係を書いた記事にサーチエンジンからのアクセスが多いので、追記情報をいくつか。

  • 「だってウェブつくる人少ないし」


上の画像はわたしが大好きなフローズンヨーグルト「redmango」のホームページ。店舗の住所と雑誌に紹介されたという話だけ。プロモーションとかそういう情報なし。「続きはウェブで」、ならず「続きはフェイスブックで」。http://redmangoindo.com/?sec=home


日本市場の企業・役場のウェブ戦略というのは、1)一般的な告知サイトを作る2)企画者の特別サイトをつくる、の2つが主で、最近は3)ツイッターを利用 というのが混じってきた。しかし、インドネシアの場合3)ツイッター利用 4)フェイスブック利用がほとんど。なんで自社サイトを作らないのか。それはウェブデザイナーが少ない故、ウェブサイトを作る人を探したり、または依頼する手間ひまを考慮するより、企業側がフェイスブックの手軽さを受け入れたからではないかと思う。


日本のウェブは、10年くらい前から「中高生が5分でかんたんにつくれる」というウェブサービスもあって、「ホームページをつくる」敷居が低かった。
日本のウェブ文化の盛り上がりは、HTMLだけの時代から始まり、BBSと日記中心の音ありmidiとかインフレームページとかの個人サイトが乱立し、ADSL加入が広まってインターネット人口も増えて、Java Scriptとかフラッシュの導入(もうこのあたりからよくわかってない)で洗練されたページが増えて、なんかすごいインターフェイスのサイトがどんどんできるようになっている。
ウェブデザイナーさんは、インターネット時代の進化とともにウェブに触れ、新しい技術をそのつどそのつど勉強し、オッシャレなウェブを作ってきたし、いまもつくっている。いまウェブデザイナーさんとして活躍してい20代の人は、中学高校で無料レンタルHPスペースで広告付きのスペースを借りて、ホームページビルダーなんかで「自分のウェブをつくる楽しさ」を味わいながら、成長していったのではないだろうか。

インドネシアの場合、インターネットの普及が始まったのはほんとつい最近。私がきた2010年3月の段階でジャカルタでは結構快適だったのであまり実感は無いけれど、「一気に広がった」という感じらしい。前の記事でも書いたけど、それでもインターネットの回線は安定しておらず、2011年2月まで地方都市ジョクジャカルタに留学していた後輩の話によると「ジョクジャカルタのネット回線はとってもイライラする」ようだ。
そういった状況なので、「ホームページを何年も前からつくってました」という人はかなり少ない。現在のウェブデザイナーそのもの数も日本と比べ少ないだろう。
もちろん、ウェブデザイナーがインドネシアにいないわけではない。
ざっとインドネシアの企業のウェブページを見たが、デザイン力重視の製品を売るブランドや大企業だけがまともに動いているウェブページを持っている。ただし、少ない。

また、ウェブデザイナーになりたいと憧れたくなるようなかっこいいウェブサイトはインドネシア語のものはとても少ない。
建築家の隈研吾氏は、先月ジャカルタで行った講演で、インドネシア人建築家らに「インドネシアの建築家のレベルは急激に上がった」と語りかけていた。これは、ぼんやり横で聞いていた私は、もしかしたらインターネットの普及により世界中の建築を自分のパソコンで見れるようになり、「美しいもの」に触れる機会が増えた結果なんじゃないかなと思う。
ウェブデザイナーたちは、日本を含めた外国のおしゃれなウェブサイトに触発され、数年後にはインドネシア(語のサイト)でもかっこいい企画もの特別ウェブサイトが増えるかもしれない。けれども、それを作ってもらいたいと思う企業側がどれくらいいるのか?
企業が自社ブランドホームページを作る価値を見出さない限り、かっこいいウェブサイトは増えないだろう。サントリー「ほろよい」の期間限定サイトみたく、かっこいいウェブサイトをつくってそれを話題にする集客方法が普及したとしても、多くの企業はやっぱり基本情報をフェイスブックの宣伝で「事足る」のでしょう。

 は後日書きます

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