みきほ氏ブログ

川崎在住、トリリンガル。日本にくる外国人観光客事情と対応術、インドネシア・マレーシアまわりのことを中心に書いています

スディルマン通りを歩く

一カ月くらい前、7月の話ですが、営業の方とゆっくり話したとき、「ぼく歩くの好きなんですよ、休みの日はすごく歩くんです」という話を聞き、わたしもむしょうに歩きたくなりました。運動不足を解消すべく、少しでも動きたい!健康のために歩こう!と思い立ち、わたしもジャカルタの目抜き通りのスディルマン通りを歩いてみました!
経済の街ジャカルタがどんなかんじなのか、少しでもわかってもらえるといいなあ!

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会社前の歩道橋からタムリン通りを眺める。ここをまっすぐいくとロータリーがあり、そこから南側がスディルマン通り。見ての通り、大都会です。

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見ての通り、町です。

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バスはドアないまま走りますし、人を乗せるとき、降ろすとき、減速するけど停車しません。一年くらい前までは「こんな恐ろしいバス乗れんわ」って思ってたけど、いまは平気で乗ってる。そんな自分は日本に社会復帰できるか不安です!

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でも、歩行者いない。
前々回に書きましたが、所々落書きがあります。
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歩道橋の下のほうは、歩行者ちらほらいるんだけど、基本的に歩く文化じゃないです。
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歩くために作られた道路じゃない。歩行者を転ばすための罠みたいなものがあちこちにあります。歩行者の立場無視。

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ぼーーっとしてると、落とし穴にはまりますよ!

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人いねえ、とおもったら伝統衣装を着たきれいなおねーちゃんが遠くからBGMとともに現れたぞ!

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よくみたらあんまりきれいじゃなかった!
歌うから金をおくれ、というタイプの人でした。そうやってひたすら北上していく様子。

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川はにごっています。ゴミもいっぱい浮いて端の柱に引っかかっています。
長良川の清流みて育った私には、とても考えられない。でも東京の川も皆こんな色だよね。
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川縁でのんびりする庶民の方々。モノがないんだけど笑顔が絶えない、さわやかな笑顔。このへんはけっこう日本の戦後っぽい雰囲気かなあと思う。モノがない人の方が気持ちのよい笑顔をしている。
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さっきの人たちの洗濯物。こうやって干しているらしい...

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目抜き通りわきにある空き地。不法住居者がいる。かなりの量のゴミがポイ捨てされている。木が倒れかけだ。

2時間くらい歩きましたが、翌日体調不良になりました。
悪い空気をいっぱい吸ったからだと思います。
私はずっと岐阜の農村で清流と山に囲まれて育ったので、空気の汚さ、ゴミの多さなど、ジャカルタの大都会は性分にあわないと思うことがよくります。
でも、あわないからこそ「面白い」、「ひどい」、「おかしい」と、いろんな感情を刺激され、様々な発見があります。そういう発見をこれからも見つけていきたいなあ。