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みきほ氏ブログ

川崎在住、トリリンガル。日本にくる外国人観光客事情と対応術、インドネシア・マレーシアまわりのことを中心に書いています

インドネシアの富裕層向け雑誌「TATLER」がすごい。

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インドネシア関連で検索してきたみなさま、はじめまして、みきほ(氏)です。日本の企業の方の中には、購買欲旺盛な中間層がいて人口2億4000万人のインドネシアでビジネスやろうとはるばるやってきても、まだそんなにいい市場じゃない、相手に出来るのは富裕層だけ….でも富裕層とのコネなんか持ってない、と肩を落としている人がいると思います。というかそういう話をまあまあの頻度で聞きます。

 今回は、そんなスーパー富裕層と出会いたい・富裕層の情報が欲しい・インドネシア富裕層は何考えてるのか知りたい、インドネシア富裕層が気になっているーーという人に、雑誌「INDONESIA TATLER(http://www.indonesiatatler.com/)」を紹介します。ビジネスモデルがあまりにもすごくてすごくて、ちょっと感動しました。

 

 

表紙

一見、ふつーのファッション雑誌。

上の方に「ザ・スピリット・オブ・ハイソサイエティ」って書いてあります。きっぱりと「ハイソ向け」って言ってていいですね。日本だとヴァンサンカンとかストーリィとかに相当するのかな。

本紙の紙が分厚いアートペーパーで全ページ数は約300ページ。

ちょう重たい!!!角で人を殴って殺せそうです。

定価85000ルピア=850円。日本の富裕層向け雑誌より若干高いお値段ですね。

 

 

 

しかし、中を開くとひたすら富裕層のスナップ写真!スナップ写真!スナップ写真の嵐!!

これが延々20ページも続きます。

ココにでてくる人たちは、大統領の側近やその家族、大臣、名だたる学術者…が、出ています。お金持ってそー。

インドネシアのセレブたちばっかり延々。スーパーばっちりメークの奥様たち。てかてかしてます、おうつくしゅーてええんじゃないですか。

いったいぜんたい何人分のスナップがあるのでしょうか?1ページあたり10-15人、多いときは20人のスナップがあるので、スナップは毎月300人くらいでしょうかね。

スナップ写真の右側が1ページまるまる広告。

広告主も、「Korean Air」や「Mazda」など、高級商品ばかり。

写真のは、高級ネイルメーカー「OPI」の、映画「スカイフォール007」限定版の広告。金ぱく入りの物もあるそうで。一本2000円~5000円くらいする高級ネイルですが、でもこの読者層にとっては、無理なくお買物できる商品なのです。(あたしゃ一本5000円するネイルなんて買えないわよ)

こういうタイプの広告って、もちろん広告料お高いのです。いやー、いいビジネスしてますね、インドネシア・タトラー。

 

さてみなさん、ちょっと胸に手を当ててみてください。

もし自分が新聞や雑誌に、ちょっと小さくてもいいから載ったら、その雑誌買っちゃいますよね。友達に話しますよね。友達は恥ずかしいから、家族には話しますよね。家族か、親戚が集まったときに、「そういえば、ねえねえ聞いて」と見せることくらいはありますよね。

日本人の人でも、「みてよ、みてよ!」というちょっとした自己顕示欲というか、自慢したくなる気持ちありますよね。

 

インドネシアのスーパー富裕層の人たち、その自慢したい欲が強い人が目立ちます。「私、雑誌に載ったの。記念にあなたにあげるわ」と、雑誌重たいのですがそんなのお構いなしに、見ず知らずの外国人にいきなりプレゼントする人だっています。(入手経緯)

インドネシアはファミリーの絆が強いです。なので、掲載誌を親戚20人に配ることは容易に想像できます。

 

それを仕事の場に持ち込む人もいるでしょう。自分あるいは奥さん、家族が載った雑誌を部下500人に配布することは、なくはないでしょう。

 

この雑誌の発行部数はだいたい5万部~7万部とのこと。1号のスナップに登場するセレブの数が300人だとすると、読者の5割くらいはスナップ写真に登場する人の知り合いな気がします。

コミュニティペーパーが生まれた赤ちゃんや子犬の写真を載せるとの同じやり方で読者を獲得してますよ。もう、これは雑誌じゃない。コミュニティペーパーだ。インドネシア富裕層のための、コミュニティペーパー。

 

というわけで、インドネシア富裕層の顔をまず知るには、インドネシア・タトラーですよ。ガン見して顔をよーく覚えて。高級モールでお買物してると思うので、そういうときにお近づきになるのです。「あら、あなたもしかしてイブ・スハルディ?この間雑誌で見たわ。私は日本から来たこういうモノです…」「ワオ、ジュパン!?私北海道に行きたいの。ねえ、いいところしらない?ああ、今度うちのサロンにいらっしゃい!」ーーなんてうまくはいかないと思いますけど、まあやり方次第ですよね。

 

インドネシア富裕層と一人お近づきになれば、芋づる式にどんどん紹介してもらえます。どんどん紹介されて対応に困ってお誘いを全部断ってる私が言います。ほんと、ぶっとくつながってるんです、富裕層は。

 

スナップに載ってる人を見てるだけでも、インドネシアの人の好みとか志向性が見えてくると思いますが、この雑誌は本文が英語で書かれています。内容からも、インドネシア富裕層が何を求めているか、見えてくるかもしれませんね。

 

☆3月末まで代理購入+発送します。

2500円(本代850円+送料EMS代)で代理購入+日本に発送します。興味ある方気軽にコメントください。 

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