地方(ジモト)に行くと人はマジメになる
もう1ヶ月以上前の話ですが、東京に行った際、渋谷ヒカリエのコワーキングスペースMOVに入っている、日本有数の巨大ゆるサイト「デイリーポータルZ」編集部に遊びにいきました。
ここのマスター・林さんが2年くらい前、ふらっとジャカルタにいらっしゃっていて、その時のジャカルタを案内したことがきっかけでゆるいおつきあいをさせていただいております。そのときの林さんの記事はめっちゃジャカルタのおもしろさが出ています。
デイリーポータルZさんのオフィスは、「ライターたちが楽しみながら書いている!」っていうのが伝わってきました。ほんと。ウラヤマシイ。
リレー用を石を作るのが大変だったとか、所属ライターさんはどんな人がいるのかとか、そんなお話を1時間半くらい。全力で楽しそうに仕事をしている人で元気をいただきました。めちゃくちゃウラヤマシイ。こういう大人になりたい。
その中で、林さんが言ってた印象深い言葉。「地方に行くと、みんなまじめなことをやりたがるようになる」
東京ではデイリーポータルZみたいに変わったことしてる人がいっぱいいるけど、地方に行くと本当にまれ。とくにライター業では、みんなまじめなことやってる。名古屋でいったら、大竹さんくらいしかヘンナコトを胸はってやってる人って、いない。
実際私もそうで、岐阜に引きこもってはインドネシア市場に興味があるオジサンとビジネス関係のお話をしたり、インドネシアのメディア翻訳をしてまとめたりとか、なんかまじめなことやっている。もっとハッチャケタイ。でも、なんか、そんな勇気ナイ。周りの目が変に気になる。田んぼに囲まれているから、ニンゲンの目がよけいに気になるのだ。
田舎に行くとちいちゃくまとまっちゃう。ダイナミズムが足りない。
もしかして、都会でぶいぶい言わせているあの人も、めちゃくちゃ面白そうな生活しててウラヤマシイと思っているあの人も、地方(とくにジモト)に行っちゃったらちいちゃくまとまっちゃうのかな。
そんなことを考えた、稲刈りの季節でした。