みきほ氏ブログ

川崎在住、トリリンガル。日本にくる外国人観光客事情と対応術、インドネシア・マレーシアまわりのことを中心に書いています

昨日の続き

家庭教師やってる側からいうと、昨日も述べた通りいくら計算力があってもいくら消化酵素の名前をやらんでいい分までわかっていても国語力がないとまったく意味がないのです。何を聞かれてるのか、何を回答欄に書くべきか。私も昔は見逃しては【ケアレスミス】といいわけをしていましたが、部活の顧問の言っていた「ケアレスミスがほんとのミス」っていうことばを本当に理解できるようになりました。
0.1秒間に1打点するやつがあって6打点売っている間に58.8センチすすみました、分速いくらでしょうなんていう問題は計算方法さえわかれば、または教えてもらえばとけるようになります。だけど問題文の読み違いは自分自身にしかなおせません。中学生で高校レベルの数学とけても、中学数学の文章問題になると完全にアウェーになっちゃう、これは典型的な国語力ないひとです。
国語力をつけるためには幼稚園に戻って絵本をあごがやせ細るほど読んであげるというのがひとつの解決方法ですが、それは不可能なので、とりあえず親子で新聞読むといいです。中学生になって「親子で読む新聞」ってわけわかんないかもしれませんが、ニュースをまだみない段階で新聞を読ませて、新聞でどれだけそのニュースを理解できてるかためすのも一つの方法です。テレビのニュースはわかりやすすぎます。あれは新聞読む気うせさせますね。読む必要なくね?ってなっちゃいますね。
一番いいのは、コラム欄を読むのが一番ですね。量も毎日同じだし、難易度も中学生レベル〜少し上くらい。夕飯時とかに、「こんなことがかいてあったよね」って親子で話題にすればいーんです。そりゃ中には「アタシ忙しくて新聞なんか読む時間ないわ」って言う方もいるでしょーが、そういう努力を怠ってきたからお子さんの国語力がアレなんじゃないかなって思いますよ。「アタシ新聞読まないし」っていう方はもう論外です。アンタの子だからそりゃ国語力ないべさ。若い頃はアンタも「部長〜部長って年下はいくつくらいまでならオッケーですか?おつきあいするならっていう話ですよ〜」「え?あー、僕は若い女性は苦手です」「部長たまにはゴハンとかつれてってくださいよ〜」「用があるからちょっと無理です」「えーじゃあ今度〜 でも今日はなんで帰りはやいんですか〜?部長彼女いないってまえいってましたよね?」「ごめん、僕急いでるんで」「わたしなんてどーです?」みたいな会話になってない会話を繰り広げてたんじゃないでしょーね?引用:うさぎドロップ3巻
国語力上げるためには本をよくよめとか昔は言われてましたが、いまやケータイ小説とかきちんとしてない日本語の読み物(ネット上にもね)があふれてるので、やっぱり新聞が一番です。ケータイ小説なんて、日本語力がない人による日本語力がない人のためのよみもの、あるいは会話をきりんと成り立つ事が重要だと考えてない人によるそういうひとのためのよみもの、だと私は思ってます。


世の中たくさんのモンスターペアレントが報道されて、中には「もう世の中パソコンありますから漢字の書き方ならわせなくていいです」っていう人もいますが、そういう人はもう相手にしないという事にします。そこまでモンスターじゃないけれども、よくありがちなのが親がこどもに「**は捨てたら?」って謎の助言をする事。「漢字なんて1問1点なんだから捨てたら?」は前述の考え方となにか通じるものがありますが、ひとつの分野、ひとつの教科でも捨てさせたらいけないでしょう。なんでかっていうと、あきらめることを覚えてしまうから。自分では要領よくやっているつもりだけれども、10代前半の段階で苦手な事は捨てるということを体得させると、高校はいったら今度は何も残らなくなります。下手したら高校はいるまでに何も残らなくなる。勉強分野じゃなくても、いろんなことにいえます。人付き合いにしても、苦手なものは避けるを徹底するあまり損する事なんていくらだってあるんですから。
また、親に【あきらめたら?】っていわれるのと、友達に【あきらめたら?】っていわれるの、どっちがよりあきらめる気になるかといったらむろん親です。あきらめろとか言っちゃだめ。10代前半の段階で、親がこどもにあきらめろというのは、あきらめないとそのこどもの心身両方あるいはどちらかが危険に晒されるときくらいじゃないでしょうか。これ以上走ったらもう二度と歩けなくなります、ってこれどっかで聞いた話。
中学校の学習内容で、あきらめていいもの、不要なものはないと思ってください。


まあー以上はわたしの持論です。こんなえらそうなこというなんてよっぽど頭がよろしいのね、よろしかったのねとか言われたらごめんなさい*1というしかないんですが、ロングスパンで担当したこどもは1ヶ月で(英語だけ)20点アップ、半年で5教科50点アップとかやってます。



うえの二つは私が親に感謝したい事でもあります。よく母は「あんたたちには、ほんと死ぬほど絵本を読まさせられた」と言われる事があります。主にねずみくんのチョッキシリーズktkr!あごの下の肉がこけ落ちるほど絵本を読んでくれてありがとう、おかあさん。それと中学校のころからよく中日春秋ネタで会話をしてくれた事も助かりました、お母さん。
「レンズとかわけわからんのだけど捨てちゃだめかなー」*2とか言うのに対し、「今のうちにあきらめるのはやくない?もう少しがんばればわかるようになるんじゃない?時間ないのはわかるけどあと5分ねばったらわかるようになるかもよ」って助言をくれたお母さん、本当にありがとう。本当にありがとうございました。

*1:中学のときの県内模試偏差値は五教科でだいたい60くらいですが高校にはいるとアレします 生物と数学が笑っちゃいます いまでも5教科中学生に教えれはしますよ.苦手なところもあるけど。

*2:余談ですがレンズの問題はいまだによくわかりません。あと火成岩とかあのシリーズ、もう忘れました。寒冷前線とかももう忘れました。まー勉強すれば思い出すけどね!でも実像虚像はよくわかんない!

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