みきほ氏ブログ

川崎在住、トリリンガル。日本にくる外国人観光客事情と対応術、インドネシア・マレーシアまわりのことを中心に書いています

自分が感じた世の中の変化メモ2023

今年を振り返ってみた Advent Calendar 2023 - Adventarの13日目の記事です。

つらつらと書きます。自分を振り返るというより世の中を振り返ります。

新型コロナが5類になって宴の類が解禁。隠された組織の風土に気づく人も

マスクしている人はかなり減った。わたしも11/24にPR Funhoの宴に参加してきたがめちゃくちゃ楽しかった。

コロナ期間中に覆われていた会社・組織の風土とのミスマッチに気づく人が現れ始めた。コロナ期間中に転職した人は「いままで会社の宴なかったから知らなかったけど会社の飲み会強制参加かつ自腹って最近知った。やめようかな」という知人もいる。

コロナで「飲み会に参加しないのは恥ずかしいことじゃない」という雰囲気ができたのは下戸にはたいへんありがたいこと。

食品の値上がりつらい

牛乳が50円くらい、ちくわが20円くらい、卵が1パック60円くらい値上がりしている。チリツモっすよ。

この辺の感覚、普段スーパー行かない人はぜんぜん気づいていないということも最近知った。うちは夫婦で食品館あおばやオーケーストアにかわりばんこで「体力のあるやつ」「体調がいい方」が行くことになっているんでちょうどいいな。うちはいい家族でよかった。

野菜が高い・スーパーの価格の表示変更が追い付いていない

最近は値段が落ち着いてきたけれどもトマトがめっちゃ高かった。貴族の食べ物かよって思いながら買って子供に与えていた。

コロナ前とかは、スーパーで商品説明・表示価格と実際の値段があってないと店員に詰め寄る人を見かけたけど、「(価格表示変更が追い付いていて)違うの仕方がないよね」感はある。(クロワッサン10個入り→9個入りになった など)

戦争が終わらないどころか違うところで始まっている

半世紀前の戦争と違うのは「奪われた側」と「奪った側」がソーシャルメディアで一瞬でつながりえること。

奪った兵士がTikTokに「戦利品」をアップして、日常どころか大切なものも奪われた市民が「彼の持つギターは15年前父親に僕がもらったものだ」という投稿を見かけた。

 

小2の子どもに「戦争は相手が憎いから起こるのか」と聞かれたがわたしは「相手が持っているものを欲しいと思うから戦争が始まる」と答えている。

気温がアツイ

7月からダメだったね。9月まで暑かった。暑くて暑くて私はこの夏だいたいめまいがしていた。

この暑さ、来年はどうなるの。

どこもかしこも人手不足

ITも人手不足だけど運輸業も人手不足...。ブラックフライデー後の週末、集合住宅のエレベーターがぜんぜん来なかった。エレベーター前には申し訳なさそうにしている配送業者がAmazonやZOZOやりんごの段ボールの載った荷台を押していた。運輸業は、供給の問題なのか需要の問題なのか、卵or鶏みたいだなと思った。

専門外の業界について言ってもしかたない。自分がいるIT業界で「人手不足」というのは「人が足りない」ではなく「能力のある人」が足りないのだ。

コンサル業界は月300万円/人月らしいね。月だよ月。

韓国コスメの台頭がすごい、インスタが文字ばっかりになってきた

韓国コスメの情報発信地はインスタとQoo10がメイン。インスタが雑誌風の情報発信の場になってきた。しかし根拠は薄いぞ。根拠は薄いのに買いたくなってくる。

その割に韓国コスメは市販されている雑誌にはほとんど載ってない。LDK Beautyにも取り扱い商品を掲載されたことがあるメーカーの人いわく「化粧品の主成分は水。あとの成分見てると、安いものはそれなりだなって感じ」「雑誌に載ってないのはほかの美容化粧品の広告主配慮もある」なるほどな~~~。

Post Twitterは「Post」になれきれない

Threadsの勢いはすごかったけどい全然アクティブユーザーいないね。Blueskyはすごく心地よい。でもメインはX(旧Twitter)。

いまだにTwitterと言ってしまう。このままじゃ死ぬまで電車を「汽車」、NTTを「電電公社」と呼んでいた祖母(享年90)みたいになってしまう...。

Googleに嫌われている

SEOとウェブマーケティングやっていると、「まじでなんでこんな...」という感じ。つらい!!!!

同性とパートナーシップを結ぶことが以前よりハードルが低くなったのならいいなと思う

幼馴染というか、小学校の時縦割り班で一つ学年下の男の子で、高校までずっと細く長く友好関係を持っていた子が、この間同性パートナーシップのある自治体の一号として宣誓していた。ずっと知らなかったけど、思春期の時すこし独特の揺らぎがあって、そのころの彼はハリネズミのようだった。高校で再会したときはだいぶよくなってたけど、その時期通してすごくつらかったんだろうなと思った。SNSで見た彼はすごく幸せそうだった。本当に良かった。

 

同性パートナーシップ宣誓の制度がある自治体は日本の人口カバー率75%と以前どこかで読んだ。彼みたいにつらい思いをする若者が一人でも減ってほしい。

アラフォーとひとりの大人として、次の世代にしてあげられること、なにがあるかなあ。