ゼミが決まりました。
アジア全域を学んできましたが、やっぱり私はマレーシア,およびシンガポールの、とくにインド人(タミル)の格差についてやってこうと思ってます。わたし的には、とてもいい状況に恵まれたと思っています。
4年前、わたしはノリと勢いと家出したさからマレーシアに留学することを決め、1年間あの他民族国家でいろんな家庭でお世話になりました。いろんな人に、いろんな人種の人に会いましたが、そういう意味ではわたしはいろんな「インド人」に会う機会があったんですよね。インド人というよりも、先祖はインド人でインド文化を維持しながらもインド人ではないインド系の人。もともとは南インドにすんでいたけれども、マラヤ(いまのマレーシア)でイギリスによるゴムプランテーションをするにあたって一家まるまるつれてこられた人がほとんど。
その連行から1世紀以上たちました。その間わしら日本(リーベン)がマラヤを占領していた時期もあります。戦争を経て植民地マラヤは独立国「マレーシア」として独立広場に国旗をたてることになりました。
彼らが連れてこられたときとは、彼らの事情、彼らの置かれている立場が大きく変わりました。それにより、もともとはプランテーションの労働者だった者が、医者になったり、獣医になったり、起業家になったりもしています。その傍ら、祖先とまったく同じ生活をずっと維持し、一日16時間労働で300円程度の賃金の者もいます。
なんでこんなにちがうんねん。
もともとはいっしょやろが。*1
その辺を、私ができる範囲で、残された2年間でみていこうと思います。
写真はシンガポールのお店です。そこのタミル人は赤の他人です。
シンガポールのタミル人のほうがマレーシアにいるタミル人よりもマレー語うまい気がする。
商売だからか、そうだなそうだな
シンガポール英語圏だから英語しゃべればいいのに旅の終盤だからずっとマレー語つかってた。