みきほ氏ブログ

川崎在住、トリリンガル。日本にくる外国人観光客事情と対応術、インドネシア・マレーシアまわりのことを中心に書いています

(自社サービス)ジャカルタで自社商品をテストマーケティングするには?

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 今回は、インドネシアで自社ファッション/雑貨ブランドを売る・展示する・テストマーケティングをする方法を紹介します。(1年くらい前に書くべきコンテンツなんですけど。いまさらなんですけど。)

ジャカルタで服、雑貨を売りたい人、置いてくれる場所を探している人、自社ブランドのテストマーケティングをしたい方、ぜひ一読を!

 

 何度も紹介しておりますが、インドネシアでファッション・美容関連の消費が勢いよく伸びております。

 それに乗じて、ユニクロはいま一年で3店舗目をオープンするなど並に乗れています。ほかの日本ブランドでは、オリーブデオリーブが日本かわいいファッションの紹介とともに販路模索しているところ、ぐらいでしょうか。(2014年3月現在)

 ユニクロやオリーブのような全国に何百店舗何十店舗持つようなブランドでなくとも、人口2億4000万、そして若者世代が多い国インドネシアで、自分のファッションブランドを試してみたいという方はいるのではないでしょうか。

 

 しかし実際インドネシアのお店にスペースを借りてスタッフを教育して云々するのは、めちゃくちゃ大変。インドネシア人の事業パートナー探しもそう簡単じゃないです。(投資家にしても、「日本の服売ってみない?」という話が、知らん間に「それより日本のラーメン屋つれてきてよ、なんでもいいから。服よりラーメンが売れるから」って話になることが多々ありました)

  「インドネシア人のし好とかよくわからんけど、市場のポテンシャルには惹かれる。可能性があるのかだけでも試してみたいなあ」という方にぜひおすすめしたいのは、 前回紹介したThe Goods Deptのような、大規模委託販売店に委託する、ということです。

  

価格帯的におすすめする大規模委託販売店は以下の通り。

 

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□The Goods Dept/価格帯;レディス30万ルピアー200万ルピア。

前回の記事で紹介したお店。カフェ併設、DJイベントなど、幅広い分野に興味がある人がやってくる場作りがされている。価格帯が最も高く、ブランド委託店で最も成功していると言えそう。ただし、委託料が35%〜と高い。カジュアル色、フォーマル色が半々くらい。

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manekineko / 価格帯;レディス 15万ルピアー80万ルピア

Manekinekoという名の通り、オーナーは日本にちょっとしたあこがれがあるので、日本ブランドも置いてもらいやすい。売れた場合、オーナーから投資家を紹介してもらえるので、個店出展も夢ではない。

大手民放TV局すぐそばのショッピングモール,Epiecentrum City Walkにあるスペース。雑貨多め。カジュアル色が強い。

委託料が30%〜とやっぱり高い。

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□Fashion Exchange/ 価格帯;\レディス 40万ルピアー500万ルピア、メンズ 50万ルピア〜

ジャカルタで最も歴史のある高級モール・プラザインドネシアのEx棟に2013年6月にプレオープンしたばかり。フロア面積は二階分使用。カフェ併設だが、まだ集客力は未知数。インドネシアローカルブランドもありますが、シンガポールブランドも目立ちます。インドネシアで最も富裕層の部類の人たちがくるモールなので、社交パーティー用のドレスなども揃っています。

カジュアル色よりフォーマル色が強い。

 

いかがでしょうか。いずれも委託手数料が3割近くと決して安くありません。もちろんそれに送料などが加わる訳ですから、負担は小さくないです。ですが、店舗を持ってスタッフを教育して、、、という労力と経費を考えると、決して悪い話ではない気がします。てっとり早くテストマーケティングをしたいという方、ぜひ選択肢の一つにいれてみてください。

3店舗について、もっと詳しい情報が欲しいという方、委託してみたいという方はmiqiho*Indonesiaまでお問い合わせください。 

(現在、インドネシア・テストマーケティング支援サービスは休止させております)