テロごときにジャカルタの日常は破壊されない。テロに怯えない人々
完全に安全圏にいる人間が言及するのはナンセンスと承知の上でのエントリです。
わたしが愛してやまない街・ジャカルタで爆破テロが発生しました。現場は私の職場の真ん前。仕事の合間に、爆発現場となったスターバックスでオーダーしたり、仕事帰りに同僚とお話したりと、日常的に使っていました。警察の詰め所も、おっさん警官とおしゃべりを楽しんだ場所。そんな身近なエリアであんなことがあったなんて、とても残念です。
同時に、SNS経由で、「インドネシアの人たちはテロに怯えていない」と受け取れる行動が目に入ってきました。これには嬉しい喜びと、そして彼らへの尊敬の念を抱きました。あーもう、だからインドネシア大好き。
そんな彼らの行動を、ちょっとご紹介します。
事件後2時間で通常運転再開のサテ屋
テロ事件発生2時間後、現場からわずか100メートルしか離れていないところで、サテ(焼き鳥)屋台が営業再開。お客さんも何食わぬ顔でオーダー。
彼らは、テロに怯えてなんかいない。
テロごときに、ジャカルタの日常は破壊されない。ざまあみやがれテロリスト。
野次馬集まるところに商機あり
事件後の現場には、野次馬も集まる。その野次馬をターゲットに、ピーナツ売りのおじさんが登場。そして買う野次馬のおじさん。
彼らは、テロに怯えてなんかいない。
テロごときに、ジャカルタの日常は破壊されない。ざまあみやがれテロリスト。
テロリストよりイケメン警官に夢中
SNSでテロリストに果敢に立ち向かった警官がイケメンだと話題になってます。ネット民はテロの行方より警官の名前特定に熱心で、TwitterのTrending Topicでは、テロ関連のキーワードより#PolisiGanteng(イケメン警官)が活発だったようです。
いずれにせよ、ここでコメントつけてる彼らは、テロに怯えてなんかいない。
テロごときに、ジャカルタの日常は破壊されない。ざまあみやがれテロリスト。
このジャカルタの人々の行動は、「テロに屈しない!」という意図をもっていたわけじゃないんです。これが彼らの自然体。