サイレントマンガオーディション受賞作品集にインドネシア人作家の作品が収められています
たまたま岐阜市図書館で見つけた「サイレントマンガオーディション受賞作品集」。「ラブレター」をテーマに、セリフのないコマ割りとイラストだけのマンガが収められています。その中に、インドネシア人の漫画家が書いた作品が6-7本掲載されていました。
世界から届いたジャパニーズ漫画―第1回サイレントマンガオーディション受賞作品
- 作者: サイレントマンガオーディション事務局
- 出版社/メーカー: コアミックス
- 発売日: 2014/02
- メディア: 単行本
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人物の描き方やコマ割りに日本の漫画家の影響を感じる。とくに、小畑健さん。2000年前半に、国際交流基金ジャカルタセンターで碁の大会が開かれたほど、「ヒカルの碁」かなり人気を得ていた。デスノートがインドネシアで評価されているのかよくわからないけど、ミサミサっぽい描かれ方をしている女の子が気になった。
この作品集、スラウェシなどいろいろな地域のクリエイターの作品が見れるのもよい。こういった日本の影響を受けた創作活動をしているインドネシアのクリエイターさん、ジャカルタとバンドンでしか会ったことがなかったので。「本当にインドネシア全土にこういうクリエイターがいるんだなあ」と感心した。やっぱりインドネシアのことよくわかってなかったな~。
全然関係ないのですが、日本の漫画家が書いた、インドネシアに関するものが出ている漫画を集めている方がいます。その名もtaka(honnnesia)さん。ネッ友でツイ友(と私は思っているが面識はない)です。興味を持たれた方はツイートをさかのぼってられては。「へーあの漫画に出てるんだ」「ああ~そういやそういうのもあったな~」と楽しめます。