きせかえユカちゃん
きせかえユカちゃん 11 (りぼんマスコットコミックス クッキー)
- 作者: 東村アキコ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2007/10/15
- メディア: コミック
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全11巻読破いたしました。
なんていうか、小学生のキャラクタたちもいい味出しているんだけど、大学生のカップルが付き合い始めて別れるきっかけや別れたあとの状況や心情まできっちり書いてくれてよかった。メインストーリ−は違うところにあるからこそ、ああいう「ありきたりなかんじの大学生カップル」の別れるきっかけや別れたあとの状況迄書けたんだと思う。あんまないよな。大学生くらいのカップルが付き合って別れるきっかけがあって別れ出しがあって別れてその後まで描かれている漫画。私が知らないだけかしらね。
コメディな漫画なんだけど、話に手抜きが無い。読者への共感度がハンパ無い。
小学生の「じゃんけんで最初はグーって誰が決めたんだよ」と言い出す奴に誰かの面影を思い出させたり、
「偽のおっぱいがバレても好きじゃなくならないくらいにメロメロにしてからおっぱいのことばらすの」という、十代の浅はかさ丸出しの、でも「ああ、あるある」という共感を呼ぶ話もある。
あといろんなところで言われているけど、オッシャレーシャレオツーなまんがだった。衣装に手抜きが無いし、ちゃんと主人公の頭ん中が小学生なのも味があっていとおもしろい。ギャップだねー。ギャップ。
あと先生の名言
自分の生き方を貫き通そうとする女はモテない
そうだよなー、そんなもんだよなー。