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みきほ氏ブログ

川崎在住、トリリンガル。日本にくる外国人観光客事情と対応術、インドネシア・マレーシアまわりのことを中心に書いています

【訪日インバウンド】民泊事業者必見!外国人観光客のバリアフリー需要について

訪日インバウンド 訪日インバウンド-民泊

川崎市で100回目となるビジネスプランコンテスト「かわさき起業家オーディション」の最終選考会に行ってきました。

www.kawasaki-net.ne.jp

このビジネスプランコンテストに参加された、株式会社ニコ・ドライブ様川崎市高津区)のプレゼンで、「米国では車いすユーザーでも暮らしやすい社会になっている」という旨の話があり、ハッとさせられました。わたしが民泊(Airbnb)関連で訪日外国人観光客の対応をしている際「お宅の物件、車いすでも利用しやすいの?」「エレベーターはあるの?」というお問い合わせがちょくちょくあったからです。

その数、約2700人中25人。全体の1%に近い数字です。この数字を「少ないから、車いすの人のことなんて考えなくていいや」と無視するか、それともパラリンピックを想定して今後も需要があるとみなすかは、それぞれの事業者様にお任せします。

以下、車いすユーザーの方の特徴と詳細。

米国とニュージーランドの方が多い

物件の場所は千葉と京都で、問い合わせをくださった25人中、アメリカ在住の方が17人、ニュージーランドの方が4人、あとはイギリス、イタリア、シンガポール、のこり1人は出身国不明。車いすユーザーの方本人が問い合わせをされるケースもありますが、旅行メンバーの一人が車いすユーザーというケースもあります。

話はそれますが、下記リンク、アメリカ人の車いすユーザーの旅行先国トップ5を示したインフォグラフィックスをご覧ください。

Wheelchair Facts, Numbers and Figures [Infographic] – KD Smart Chair

アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド。いずれも英語圏なので、言葉のバリアフリーという観点で選んでいるのかもしれませんが、なんにしろいずれの国も、車いす利用者に優しい国なんでしょうね。日本はどうでしょうか。私の体感では、ベビーカーを引く立場になってはじめて、「車いすの方に全然優しくないわ」と痛感するシーンが多いです。

長期滞在希望の傾向

問い合わせのケースを一件一件言及するのはしんどいので割愛しますが、車いすユーザーの方は、4泊~11泊と連泊傾向です。連泊の方はたいてい国際会議や競技などの試合の参加者、およびその家族の方です。

わかりやすいペルソナイメージとして、
「大阪で学会に参加する研究者の夫&新婚旅行で訪れた京都に、この機会にもう一度行きたい車いすの妻(新婚旅行の時は車いすではなかった)」

車いす競技・アジア予選に参加される選手の方とそのサポーター」

ですかね。

車いす競技の例↓

ホストとしては、長期滞在のゲストさんは楽で助かりますよねえ...。

車いすの方の方はどんな物件を望んでいるか?

弊社・訪日インバウンド対応総合研究所が昨年12月に出版した、電子書籍Airbnbゲストからよくある質問19選」にて、車いすの方からきた質問とその回答例を紹介しています。質問からニーズが読み取れます。

「うちの物件、パラリンピックの会場に近い!」という方、もしくは「うちの実家、誰も住んでないけど、パラリンピックの会場に近いかも!?」という方は、ぜひご覧に入れていただき、参考にしていただければと思います~。