みきほ氏ブログ

川崎在住、トリリンガル。日本にくる外国人観光客事情と対応術、インドネシア・マレーシアまわりのことを中心に書いています

merah dan marah

私の3件目のホストファミリーは5人兄弟のマレー系家族。家での言語はマレー語だった。
ちなみによく彼らは言葉遊びなのか、おそらく一時的な兄弟ブームで英語の文法でマラユ語の単語を使ったり(例:イカルの夕食=dinner Ikar、大きな木=tree big)その逆をでマラユ語の文法で英語の単語を作ったり(例:大きな木=pokok(pohon) besar、赤い本=merah buku)していたので最初のうちはよく戸惑ったものだがホスト母ちゃんに「ミキは語学の勉強をしているんだからバカなマネはことはやめなさい」と諭してくれたおかげでそれは一週間くらいで終わった。

で、その兄弟の次のブームはプレステ(しかもロックマン)で、その次はよくわからないレースゲームで、その次のポケモン(英語版!!)と並行してはやったのが「ウノゲーム」。
赤=merah(メラ)
青=biru(ビル)
黄=kuning(クニン)
緑=hijau(ヒジャウ)
といいます。

まぁ、家庭言語がマラユ語だし、ウノゲームやるときゃ必然的に「ドロツー」ひいても「ドロツー」っていわずに「ドロドゥァ(ドゥアドロ)」っていったり、赤を出したいときに「メラー」っていったりするわけです。

話は大きく変わるのですが、マラユ語で「怒る」はmarah.(マラー)。
KLの人たちは「マラー」って発音するけどうちのファミリーは「メラー」とも「マラー」ともとれる発音をしていたのです。
そう、頭の中では私は赤=メラー=怒る つまりマライシアじゃ赤=怒るっていうかんじで、赤はアングリーカラーなんじゃなーって思っていました。

だって、私、それなりに会話できるけど、まったくかけないもん。識字してないんです。
言語を習得するに当たって、こういう勘違いを起こさないためにも、やっぱりかけるようにしなくてはならないと思いました。