みきほ氏ブログ

川崎在住、トリリンガル。日本にくる外国人観光客事情と対応術、インドネシア・マレーシアまわりのことを中心に書いています

<展示のお知らせ>三鷹市:イカット展

<おしらせ>イカットの展示が三鷹でありますよ

f:id:m_h:20151020131828p:plain

今週の木曜22日から25日まで、三鷹市芸術文化センターで、インドネシアの伝統布「イカット」の展示が行われます。入場無料。

 染織の宝庫といわれるインドネシアは、
 かつては、たくさんの小国が林立する地域でした。
 土地、部族ごとに異なる伝統の世界が、
 それぞれ独自の布文化の揺籃となりました。
 今回はバリ島以東に広がるヌサ・トゥンガラの島々に焦点を当て、
 その豊かで多様な布たちを展示します。

主催は、元シンガポール国立博物館の日本語ガイド・ボランティアグループのメンバーだった方々の集まり「クンプル」の方々です。要するにシンガポールの博物館ガイドのOB会in東京、みたいな集まりです。

シンガポール博物館の日本語ガイド(無料)について

シンガポールの博物館に行くと、なんと日本語でガイドをしてくれるボランティアの方がいらっしゃいます。しかも無料!「海外の博物館なんて展示は英語だしよくわかんないし行ってもつまんなさそう」って思いがちですが、日本語で説明してくれるスタッフがいるシンガポールの(あとジャカルタも)博物館は要チェックですよ!

そのボランティアの担い手は、シンガポールの駐在員の帯同家族(いわゆる駐妻)。チューヅマというと、やることなくて一日中ショッピングやマッサージする気楽な女と考えている人も(主にミソジニスト)いるようですが、実際はボランティアをされている文化的教養のある方もいるというをお伝えします。

このガイド、「日本語話せりゃ誰でもできる」もんではありません。

まず、みなさん各自展示物について相当勉強されます。知識だけでなく、話す声の大きさ、スピード、説明のボリュームバランスなど、伝えるための技術もトレーニングされます。知識・説明などそれぞれにクリア基準があるようです。ボランティアグループ内で審査(テスト)も行われます。

 

そんな方々なので、ボランティアといえども「なんちゃって」なガイドではなく、きちんとしたガイドといえそう。個人的に、せっかく海外に来ているのだから、現地の文化をよく見て、日本語ガイドさんから母国語で説明を受け学んで帰っていってほしいなあと思います。カジノなどのレジャーに飽きたら、その地で培われた文化にも触れてほしいな。

シンガポールの日本語ガイドについて、詳細はこちらをご覧下さい。

jdguide.exblog.jp

ミュージアム散歩

ジャカルタ国立博物館のガイドはこちら〜