サイズアウトしたメンズスーツのリサイクル先メモ(2015.11)
夫のサイズアウトしそうなスーツのリサイクル先を探している
— 堀田みきほ@書籍執筆中 (@miqiho) October 31, 2015
一気に寒くなってきましたね。家族の衣替えから、クローゼットの整理を推進しました。でてくるでてくる、「あっこれもう着れない」というスーツ。あるいは、好みが変わってあまり着なくなったスーツ。
例のごとく、このブログではものを捨てるのではなく、ものの再利用を推進していますので、リサイクル先メモを残しておきます。年末の大掃除や断捨離などで役に立てていただければ幸いです。
- 具体的なリサイクル先メモ
- 「物質的トリクルダウン」の考え方メモ
の順に記しています。
(2016.12追記しました)
具体的なリサイクル先メモ
<現金化したい場合>
青山、アオキ、コナカなどスーツ量販店で下取り割引してくれるのは非常に有名なので割愛します。
平木屋
事前に依頼フォームでの見積もりが必要。
アオキなど量販店のスーツも対応してくれるようです。
ブランディアなどブランドリサイクルショップ
ただし、バーバリーブラックレーベルやポールスミスなどのブランドものに限る模様。
モードオフ、ブックオフスーパーバザーはお店によって対応が違う感じでした。
<寄付目的>
捨てるのに罪悪感を感じてしまう人、ある程度送料など負担してもいいから「次の使い手に渡って使ってもらえれば」という人向け。
2015年までは11月30日まで受け付けてくれるそうです。店舗でも回収していたけど、記事アップが遅かった..。
リサイクル業者に渡るそうです。
NPO法人ブリッジフォースマイル
児童養護施設を巣立つ子どもたちに寄付する、というもの。
次の使い手は余分な脂肪があまりついていない若い子と思われるので、
そんなに流行遅れの型ではない、スリムタイプのスーツを持て余してしまっていたら、こちらに寄付するのがよいかと思います。状態のいいものを送りましょう。
「物質的トリクルダウン」の考え方メモ
一つの考え方です。メモ的にまとめておきます。
昨夜夫に、今年5回目くらいになるクローゼット整理の見直しを迫ったところ、サイズアウトした・しそうなスーツが4着出てきた。「そういえば最近なんかスーツ着たくないと思ってたんだよな〜着心地が悪くなってたからなんだろうな〜」。着たくなくなった服にはそれなりの理由があるってことだな。
— 堀田みきほ@書籍執筆中 (@miqiho) November 1, 2015
団塊ジュニア世代に限らず、親や祖父母にものを大切に扱うよう仕込まれ、「長く使えるいいもの」を高い値段出して買うんだけど、気に入ったものをすべて買い込んでいるため、今はほとんど使っていない状態が良いものをたくさん溜め込んでいるという人、お坊ちゃんに多そう。
— 堀田みきほ@書籍執筆中 (@miqiho) November 1, 2015
でも考えてみたら、団塊世代や戦後世代って「ものの捨て方がわからない」世代だろうし、そういう世代を親に持つ人たちは、ものの買い方は教えられたけれども、ものの捨て方は教えてもらえなかったんだと思う。むしろ、ものの捨て方はワレワレ世代が体系化して教える側だよな。
— 堀田みきほ@書籍執筆中 (@miqiho) November 1, 2015
あと、持ってる人はたくさん持ってるけど持っていない人は切実にものを持てないという状況。ものを余らせてる人のものが、持てない人側に「容易に」まわる仕組み、物品的トリクルダウンが構築できればいいんだろうな。うまく構築できないとクレクレママ大量出現の危険性があるんだけど。
— 堀田みきほ@書籍執筆中 (@miqiho) November 1, 2015
ものをたくさん持てる人と持てない人の差は、お金持ってる・持ってない(or年収の高い・低い)ではなくて、ソーシャルキャピタル(社会的つながり資本)の豊かさだと思う。出産を控え、方々から「おさがりだけど、いる?」とお声がけいただくことが多く、そこんとこ痛感している。
— 堀田みきほ@書籍執筆中 (@miqiho) November 1, 2015
あと日本人みんな謙虚なのか上を見ちゃうからなのか、自分が恵まれている立場ということを理解できていない人がたくさんいるってのも、寄付文化が進まない要因じゃないかなあ。年収600万の人のまわりはみんな年収600万でそれが「ふつう」で、特別恵まれているという意識がない。
— 堀田みきほ@書籍執筆中 (@miqiho) November 1, 2015
階層化の進行は避けられない訳なので、寄付文化も浸透していってほしい。草の根的に発信していこーー。
— 堀田みきほ@書籍執筆中 (@miqiho) November 1, 2015
友人のトドロキさん(ジャカルタ首都圏在住)から以下の指摘が。
अह्मद् तोदोरोकि on Twitter: "@miqiho リサイクルショップはここ10年で更に増えた印象ですが、こうした事態の改善にあまり寄与していないでしょうか?"
@ahmadhito そう!すっごい増えましたよね、リサイクルショップ。あとネットでのCtoC取引もだいぶ寄与してると思うんですが、どっちにしろ新しいサービスなので、使う人って限られてるのが実情かなって思います。一言で言うとある程度の情報強者しか利用してないですね。
— 堀田みきほ@書籍執筆中 (@miqiho) November 1, 2015
@ahmadhito あと、ものを持ってるある程度のお年寄り世代で、子世代との交流が薄い世帯って、情報が停滞してることが多いですね。だから、お中元でもらったバスタオル(未使用)や石けん(未使用)に囲まれてても、リサイクルショップに持って行くという発想が出てこない。
— 堀田みきほ@書籍執筆中 (@miqiho) November 1, 2015
@ahmadhito あと価値観的な問題もあるかなあ...「せっかくいただいたものをリサイクルショップに売るなんて失礼。ブランドバッグを転売するキャバ嬢じゃあるまいし」と溜め込んだ結果、賞味期限6年前の高級しょうゆギフトセット(未開封)が出てきたり。もったいなさ過ぎる。
— 堀田みきほ@書籍執筆中 (@miqiho) November 1, 2015