みきほ氏ブログ

川崎在住、トリリンガル。日本にくる外国人観光客事情と対応術、インドネシア・マレーシアまわりのことを中心に書いています

創刊号「and GIRL」

25歳身ーアラサー向けの女性雑誌「and GIRL」が創刊したと聞いたので、ヤフオクで落札して日本に一時帰国していた人に届けてもらいました。

andGIRL 2012年11月号

andGIRL 2012年11月号

全ページ、ノリが若い。平子理沙のドピンクなコーディネートに始まり、ふわふわ、もこもこのニットやらポーチやらがぽんぽん並ぶ。女の子ワールドの「かわいい」満載。ほんとにこれアラサー向けなのか。とおもったら、「ホウレイ線は引き上げるだけ!」ーーメークや夜のお手入れのコツなどはばっちり30代向き。それも、私も含めた20代後半の女性が気になり始めるだろうポイントをちゃーんとついている。
構成とかが、10年前に読んでいたセブンティーンに通じるものがあるかも。顔づくりの参考にするためか、モデルの顔も読者の顔より大きい。文字の置き方などがキャンキャンとかあのあたりに近い。これがアラサー向けというのにおどろいた。

日本は年相応の振る舞いが求められ、20代なら20代らしい、30代なら30代らしい格好や持ち物をもつべきーーという風潮があるという印象を持っていたけれど、そんなことなさそうだね。

「若作り」とかではなく、志向・嗜好が若いままで許されるようになっている。
というか、今まであった「20代らしい」「30代らしい」嗜好、持ち物、という垣根みたいなものがなくなりつつある。
女性たちが説得力を持つようになってきて、その垣根をぶち壊しつつあるように見える。

そんな社会を反映しているな、と思った一冊でした。
同時に、帰国しても大学生のときに着ていたタータンチェックのキュロットスカートとか履いても大丈夫そうだなーとほっとしました...。だいじょうぶそうだなー、うん。