【ジャカルタ百選】(7)インドネシアの愛国心が爆発するTシャツストア「gantibaju」
本日はおしゃれに愛国心を主張できるファッショナボーなサイトをご紹介いたします。
★もらって喜ぶ人⇒おしゃれな人、アートが好きな人、へんな絵が好きな人
★値段 ⇒1000円〜2000円
8月17日はインドネシアの独立記念日。いま、町中でインドネシアの国旗「メラプティ」がはためいています。一年で最も愛国心が強まる時期でもあります。今年は大統領選挙があり、国民は皆「自分の国のトップを自分で選んだ」という体験をしたばかりなので、愛国心の強まりもひとしおな気がします。
その愛国心の強まりは、ファッション分野でも目立つようになりました。年々、インドネシアのカルチャーを愛しているということを主張するファッションはよりおしゃれになってきています。
その中でもみきほし一押しなのが、オンラインストア「gantibaju」。インドネシアならではのカルチャーを素材にしたTシャツ専門通販サイトです。
オススメする4ポイントをまとめました!
- おもしろポイント1「デザインがザ・インドネシア」。
冒頭でインドネシアならではのカルチャーと説明しましたが、ワヤンクリットやバティックなど昔から方々で評価されているインドネシアのカルチャーのみならず、バジャイや交通渋滞など「インドネシアあるある」な日常風景の一部をデザインしたものもたっぷり。住んでいた人ならクスッとうれしくなっちゃうデザインがあふれています。見ているだけでたのしい。
- おもしろポイント2「デザインが公募制。若手デザイナーの育成につながる」
グラフィックデザイナーはプロアマ学生問わず自信がある人ならだれでも応募できます。「vote」ページでサイト閲覧者から一定の得票を得たら商品化につながり、売り上げに応じてデザインフィーを受け取ることができます。
このシステムは若手デザイナーの育成につながっています。いまはまだ無名だけども、もしかしたら20年後には世界の誰もが知っているデザイナーとなる人…の作品がここにあるかも!?
- おもしろポイント3「インドネシアの若者のし好がわかる」
製品化している商品、つまり一定数得票したデザインの中には「save earth」など環境意識を訴えかけるものもあります。つまり、インドネシアの消費者の中でも、環境を意識しようという考えがありそれを発信していこうという流れがあるということです。
また投票受付中のデザインの中でも、インドネシアでずっと問題になっている象やオランウータンの保護を訴えるものなども見えてきます。
- おもしろポイント4 値段が安い
一着9万9000ルピアとかですよ。やす!!!
日本へのおみやげにもよいですが、インドネシア好きな日本人にはとくによろこばれるでしょうし、なんだかんだいったってインドネシア人の友達にプレゼントしようもんなら、よりいっそう仲が深まること間違いなしです。
ウェブサイト
*ちなみに、このサイトのオーナーaria rajasa CEOはeastventureなどインドネシアのウェブスタートアップ関連のイベントにもよく出ている人です。業界では有名人。たぶん。