みきほ氏ブログ

川崎在住、トリリンガル。日本にくる外国人観光客事情と対応術、インドネシア・マレーシアまわりのことを中心に書いています

コメディアン

シッコ [DVD]

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おもしろかったし衝撃だったなー。マイケルムーアはすばらしい映画監督だわ。おもしろい!
アメリカがあまりにも「社会主義」というキーワードに敏感に反応していて、そのことばそのものに対する邪念が深いとも思った。
フランスでもイギリスでも、市民革命が起こった国は市民全体が幸せになる様に努力している、そんな気がします。
自分の病気に怯えることなく生活できたらどれだけ幸せだろうか。
日本も、メディアがいろいろな不幸のたねを報道して『人々を不安にさせる』世の中作りに貢献しているのだけど、不安に怯える人は国民としてコントロールしやすいことから考えると、日本国民もいささか従順な国民だと思ったね。かなり多くの人たちが心の病を患っていたのだろうし。まあその不安の種は事実なのだろうけど。
わたしだって不安は多い。
あとなんだかこの映画を見てわたしはなんらかの形で社会に繋がって社会に貢献していきたいなーって感じた。イギリスのNHSの医者が、人を健康にする事によろこびを感じながら、よい暮らしを送っているのをみて、社会全体に対してイイコトしてる人はそれなりに幸せな結果を得られるのだなあーーーと思ったのです。

健康保険に関しては調べて比較してみると面白いかもしれない。新興国の医療制度はどうなっているのだろうか?
しあわせの条件はひとそれぞれだろうけど、その1つに『健康である事』はぜったいあるとおもう。23にして5回ほど尿路結石を体験した私は切実にそう感じている。
医療費を気にしないでガンガンお医者さんにいけれるのは本当に安心だなあ。
日本もみんな医療費タダだったらいいのになーとも思うけど、以前年齢制限付きで医療費タダにしたら健康な人も病院にいきまくって病院が機能しなくなったという話もあったなあ。何年前か忘れたけど。私の地域だけかもしれんけど、「タダなら行こう」みたいな感覚があるうちは、医療費タダにするとかえって悪い結果を招く気がする。そして『タダならいこう』という感覚はシホンシュギにどっぷり染まってるからうまれる価値観な気もする。
新興国はシホンシュギに染まろうとしている国々だと言う印象が私にはあって、だから余計に、新興国の医療制度はどうなってるのか気になる。