もうすぐ四月! 新学期! 新年度! 大学や大学院を卒業して就職される人も多いと思います。
わたしはちょうど2年前、3月29日にスカルノハッタ空港に降り立ち、いまの職場に就職しました。このブログも、最近は海外就職で検索してくる人も多いです。ジャカルタでは日本人採用枠が増えるなど就職需要が高まっています。
これから海外就職する人、考えてる人に向けて、「海外就職前にやっといたほうがいいこと3つ」まとめておきます!!!
1)日本でクレジットカードを作っておく 日本でようやく始まった格安航空会社、ローコストエアライン。ヨーロッパ、東南アジアではかなり多くのローコスト航空会社が存在します。「やったあ長期休みだ、せっかく海外にいるんだし、どっかいこう!」と旅行意欲がわくでしょう。
行き先が決まっていてチケットだけぱーっととりたい場合、クレジットカードがないと非常に不便です。いちいちと旅行代理店にいかねばならず、景気がいいので旅行需要も上がり、代理店では並ばなきゃけない。さあせっかく自分の番がきた、とおもっても、手続きが長ったらしかったりカウンターのお姉さんのムダが多かったりでイライラする...なんてことも。
おうちでラップトップを開いてエアアジア、ライオンエア、タイガーエア、バタビアエアなど一通りの航空会社のホームページをあけて比較し、吟味した上でワンクリック、ツークリック、...15回くらいクリックすればきっちり決済してもらえます。
ローコストエアラインの決済だけでなく、海外でもEコマースのインフラが整っています。インドネシアでは楽天が進出し、楽天ブランジャオンラインというサイトを運営しています。そこでも決済はカードだと便利。
また、iTune Storeで音楽や電子書籍、アプリをダウンロードする際にも欠かせません。iPhone用アプリでストリートファイターをダウンロードしたいとき、iPad など電子タブレットで日本の書籍を買いたい時など、使えるクレジットカードが一枚あるかないかで状況は変わってきます。
日本の銀行口座にいくらかいれておき、もし盗難にあっても大丈夫なように限度額を設定しておきましょう。カードは年会費無料のものも今は多いので、いろいろ調べてみるといいと思います。
2)旅行保険に入っておく デング熱、アメーバ赤痢と海外には日本じゃ心配する必要ない病気の病原菌がうようよしています。わたしの人生初入院はバリ、病名はアメーバ赤痢でした。入院費は一週間で6000ドルくらいかかってしまいました。が、出発前にセントレアで「いちおう入っておくか」とおもって入った保険がすべてカバーしてくれました。それ以降、旅行保険は絶対入ろうと心に誓いました。
「海外保険、高い!」と思うかもしれません。空港で加入できる既存プランは、一年間だと20万円くらいかかってしまいますが、損保ジャパンなどでは選べる旅行保険プランというのがあります。補償額を低めに(それでも500万円くらい?)設定しておけば、とりあえずは安全です。
盗難保険もつけていて損はありません。友人や同僚が「バスで携帯盗まれた!」という悲鳴を上げる中、この約1年11カ月間、一度も盗まれなかったので「わたしは神様がついているのかな、イヤイヤ日ごろの行いがいいからじゃ、ワッハッハ」といい気になっていましたが、ついにこのあいだ盗まれました。愛しのiPhone…。
インドネシアで、iPhoneは8万円くらいと高額です。保険でカバーしてもらえるかわかりませんが…。そのへんもまたこちらで報告しようと思います。そんぽじゃぱんさん…。
90日、180日までなら旅行保険が自動付帯するクレジットカードもあるので、しらべてみるといいでしょう。
3)海外赴任前健康診断を受けておく 企業から派遣される海外駐在者の場合、駐在者本人はたいてい会社から健康診断を受けさせてもらえます。が、帯同家族や現地採用者は受けない人が多いですね。
海外赴任後、体調を崩しても「その体調不調は出発前からのものか、赴任後できたものか」証明ができません。また健康診断を受けて持病が見付かることもあります。
病気が見付かったとき、原因はどこにあるのかと探り、治療方法を決めるためにも、健康診断を受けておくことをお勧めします。
歯科治療は海外ではどこも高いので、虫歯はなおしてから行きましょう。
以上3つです。
海外就職活動本+ブログで有名なもりぞおさん(http://morizo2011.blog.fc2.com/)と、旅行保険について話をしていたとき、教えてもらったのが丸井のエポスカード(http://www.eposcard.co.jp/benefit/oversea/insurance.html)です。年会費無料、旅行保険90日付帯。
あと、海外までの交通費(途中のJRなど一部でも可能)を楽天カードで決済すると、3カ月間付帯するらしいです。
というわけで、よく準備してから海外に行きましょう!