みきほ氏ブログ

川崎在住、トリリンガル。日本にくる外国人観光客事情と対応術、インドネシア・マレーシアまわりのことを中心に書いています

一泊二日マラッカの旅

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町並みが世界遺産に登録されているというマレーシアのマラッカに一泊二日でいってきました。
高校生でロータリークラブの留学生だったころ、ブラジル人の留学生といっしょに7人くらいでマラッカに3泊4日くらいで行ったので、10年ぶり。しかも今回は一人旅なので、自由に行動し放題!

世界遺産になったということで、アジア中の小金持が集まっておりました。ぼーっと観光客を見ていると、どこの国のどんな人がお金持ってるのか見えてくる。
マラッカに集まる観光客はおおまかに、欧米系バックパッカーもしくはアジアの家族旅行の2通りに分けられそうだけど、後者はたいていアイパッドやギャラクシーのようなタブレット一眼レフカメラ/といった富裕層アイテムを所有してる。(インドネシアに住んでいる私は自主的に、一眼レフカメラとかアイフォーンとかタブレットとか、一つ5−8万円くらいするガジェットを持ってるか否かを、その人が上位中間層かどうかを判断する材料の一つにしている)シンガポールからかインドネシアからか台湾か香港かの華人系大家族グループも少なくない。けっこう見ているとおもしろい。


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マラッカ名所の一つ、フランシスコ・ザビエルものぼったという丘の上にあるセントポール教会からは町並みが一望でき、天気がいいときはインドネシア領スマトラ島も見えます。この日はプレウェディングの撮影をする若いカップルもいました。
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  • 観光みどころ

マラッカは博物館がたくさんあるのですが、私が行ったときは断食月明け大祭(イドル・フィトラ)のため軒並み閉館。がっかり。しかし、自転車を借りて町中を走り回るだけでも十分楽楽しめます。
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マラッカを流れる川沿いにはウォーキングロードがあります。端から端まで歩くと1万歩になるそうです。最初歩き始めたときは川の生臭いにおいでウォーキングに向いてないんじゃないかとも思いましたが、ずっと生臭いわけではないみたい。
川沿いに、バーやカフェ、ペインティングされた建物などがあり、夜になるとライトアップもされます。観光客や地元の人の様子、風景を見ているだけでもなかなか愉快です。


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(派手な色のマレー服を着た地元の子。断食明け大祭の初日)

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途中公衆トイレもあります。花のゲートをくぐってお花を摘みに。

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水上ボートもあります

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名物の一つ、ジョンカーストリート。夜市場です。売ってるものは特筆すべきものはあんまなかったです。そういえば、なぜかマレーシアはピアスが安くておもしろいもの、かわいいのがけっこうあるんだよね。なんでだろ。同じものでもインドネシアでは二倍くらいの値段することもあるのに。不思議だな。

  • 消費行動のみどころ

バリといい、マラッカといい、世界的な観光地では独自のファッションブランドやアパレル店や雑貨店が生まれることがあるようです。いずれも、うまい具合に観光客の気持ちをくすぐるものをそろえているんだよな。
マラッカの場合は、ジョンカーギャラリーがそんなお店。インド綿っぽい柄のブラウスやパンツ、リゾート着っぽいものなどを扱う。複数店舗があるみたい。(写真の左の自転車は1日10リンギットで私がバックパック宿で借りたもの)
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ウェブサイトはこちら。http://www.jonkergallery.com.my/

また、世界的な観光地で日本人が活躍している。マラッカの有名ミルクレープのお店(http://www.boom68.com/nadeje/)は、オーナーが日本人。店内もおしゃれで、地元の子(マラッカorマレーシアの都市部出身者)らしき一眼レフカメラを持ったカメラ女子がそこで時間をつぶしていた。ミルクレープもまいうー。
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夜ホテルの近くのカフェにはいったら、お店に集まっている地元の若者のグループの3人に1人くらいがタブレットを持っていた。
あーマレーシア、気付いたら豊かな国になっていったなあ。



☆Tips
タイガーエアのジャカルタークアラルンプール往復で150万ルピア。宿泊費はagodaで探したLa Bossホテルに宿泊、一泊5000円程度。
LCCT空港から2時間ー2時間半、22リンギット(660円くらい?)。

マラッカ情報はマラッカ在住の邦人によるウェブサイト(http://melakajp.com/)がかなり詳しいです。