Airbnb電子書籍を作ろうと思った理由について
電子書籍を作ろうと思ったきっかけについて
2015年、私は妊娠のためそれほどアクティブには動けなかったので、翻訳や執筆、外国観光客対応相談の仕事を中心にしていました。その中のひとつが、Airbnbゲストへのメール&電話での英語対応でした。
Airbnb、「気軽に稼げる副収入」というようなトーンで副業雑誌なんかでも紹介されていますが、法的には微妙にグレーゾーンです。しかしここで、大田区が民泊条例制定の準備をしたり、政府も有識者会議をはじめたりと、民泊許可の方向に動いています。
じゃあ2016年はAirbnbを始める人が多いかな〜と思うのですが、その上で参考になるAirbnbノウハウ本ってぜんぜんないんですよね。
Airbnbの電子書籍出そうと思ったの、いまAirbnb関連の本ってぜんぜん出てないし、ひどい運営しているところが結構あって「ゲストがかわいそう、こんなんじゃ日本のイメージ悪くなっちゃうよな」て思ったのがきっかけです。値段はめっちゃ悩みましたが、安すぎるのもアレかなあと。
— 堀田みきほ (@miqiho) November 27, 2015
自分の持っているノウハウを提供すれば、少なくとも自分が予期できる範囲内の不幸は妨げられるのかなと思い至りました。
マネジメント能力がないと「ひどい物件」になっちゃう
はっきり言って、ひどい物件、というよりはマネジメント能力が乏しいオーナーが少なくないです。
雑誌なんかでは、Airbnbはかんたんにできる副業というようなトーンで紹介されがちだけど、
(1)外国人からの物件への質問応答
(2)空港から家までの案内
(3)電子機器など家の設備の説明
(4)お湯が出ないなどのトラブルがあったときの対応
(5)清掃・リネン類の洗濯+管理
というタスクを地道に処理していかないと、売り上げは出ません。
(1)は不定期に、(2)〜(5)は定期的に発生します。
(2)(3)はメールや紙の指示書で代用可能ですが、(1)と(4)(5)を全部個人でやろうとすると、それなりに大変です。(マンションに住んでいる人が別の空室物件を運用するなら、話は別なんですけどね)
そのため、多くのオーナーさんは、私のような人間に「メール対応だけ外注する」というようにタスクを部分的に委託するか、あるいは全作業を代行業者に丸投げしちゃう。
外注するにしてもしないにしても、それぞれのタスクやスケジュールのマネジメントが必要です。外注する場合、外注先がスケジュール通りに動いてくれるとは限らないようで、FacebookのAirbnbホストグループページでは「ダメな清掃業者」の情報交換が盛んに行われています。メール代行業者も能力的にいろいろあるようです。全作業代行する場合でも、丸投げした先の業者のマネジメント能力が素晴らしいという保障はありません。
下手にマネジメント能力がない人が運営しようとすると、それはもう「登場人物全員不幸」な出来事が起きてしまいます。
ゲストがかわいそうっていうより近隣住民がかわいそう、登場人物全員不幸みたいなエピソードがけっこうある。むしろAirbnbがらみで起きた登場人物全員不幸な話10選とか売れそう。(ソース元からOK出ないだろうけど)
— 堀田みきほ (@miqiho) November 27, 2015
ちなみに、本書では名古屋を舞台にした登場人物全員不幸なエピソードをひとつだけ収録していますので、参考にしてください〜!
Airbnbゲストからよくある質問&回答例文集 英語ができなくてもコピペで対応可能!: 質問19選と回答例文70 1ヶ月で350万円稼ぐ民泊
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- 発売日: 2015/12/05
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Airbnb、民泊事業者向けの英語例文集です〜。