みきほ氏ブログ

川崎在住、トリリンガル。日本にくる外国人観光客事情と対応術、インドネシア・マレーシアまわりのことを中心に書いています

祖父の軍歴証明書手に入れるまでの話 ver岐阜県庁

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おじいちゃん(存命時)

 

2020年2月に、岐阜県庁に問い合わせて、2017年に亡くなった祖父の軍歴証明書を手に入れました。

これから祖父の軍歴証明書を手に入れようという人の参考になれば、と思い書いておきます。

1年かけて解読してもよくわからなかった点があるので、詳しい方に軍歴証明書を公開して解読方法をお聞きしたいです。軍歴証明書のネタバレは別記事で。

 

*祖父は陸軍だったということ・中国に行っていたことは前から知っていました。

祖父は戦争で何があったかはあまり話してくれず、マレーシア留学から帰ってきた19歳のときに聞いてみても「南京虫やシラミが大変だった」「戦争でタバコと花札を覚えた」くらいしか言ってくれませんでした。

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トップブコメとった

最近はてぶでトップブコメを久々にゲットしました。2003-2004年ごろのマレーシア留学体験期(思い出補正あり)をちゃんと書かないけないなと思う次第です。

 

ほんでは、本題。

 

2020年1月22日

県庁地域福祉課に電話して、「祖父の軍歴証明書を手に入れたい」旨を伝える。

岐阜県庁の場合、その軍歴証明書が残っているかを確認する必要があるとのこと。

担当者に「軍歴照会したい人の名前、住所、生年月日、軍歴照会したい人の両親の名前、わかるところまで教えてほしい」と言われました。

知っている情報だけその電話口で伝えました。

 

祖父の場合、実家から婿に出されて私の祖母と結婚していて、改姓しています。戦争に行ったのは婚姻前なので、旧姓の名前や住所をもとに照会するのです。

同じように婿養子の祖父を持つ人の軍歴照会する方は、わかる限り上記の情報を集めときましょう。

 

2020年1月24日ごろ?

担当者のNさんから電話があり、祖父の軍歴証明書が見つかったとのことでした。

手続きはすべて郵送で、後日申請書が私宛に送られることと、申請書とともに以下の書類を同封するように言われました。

 

・祖父の父の戸籍(祖父の父が筆頭者になっている戸籍 編製前の戸籍

(「この謄本は、原戸籍の原本と相違ないことを認証する」と末尾に書いてありました)

 

・父の戸籍(父が筆頭者になっている戸籍) 全部事項証明書

(「これは、戸籍に記録されている事項の全部を証明した書類である。」と末尾に書いてありました)

・私の戸籍(夫が筆頭者になっている戸籍) 全部事項証明書

(「これは、戸籍に記録されている事項の全部を証明した書類である。」と末尾に書いてありました)

 

この3つセットで、私と祖父が二親等ということが証明されるそうです。

祖父も婚姻により改姓、私も婚姻して改姓しているのでこんなに書類が必要だったんだと思います。出兵した人が改姓してなかったら、また申請する人が改姓していないならば、もっと書類の数が少ないかもしれないです。

あと、簡易書留で返送するため460円分の切手が貼ってある返信用封筒も必要でした。

 

私の場合、たまたま相続の関係で父が祖父の戸籍を持っていたこと、

私が法人登録で代表社員に旧姓併記したいため父が筆頭者の戸籍を持っていたため、

戸籍の準備はそんなに大変ではなかったです。

 

返信用封筒は2020年2月3日に届いています。

最初に県庁に電話してから2週間くらいですんなり手に入りました。

 

 

手元に届いた戸籍から、親族の知らなくていいことを知ってしまいました。

また、先々週くらいに祖父の戸籍を再確認したところ、祖父の兄が北ボルネオで戦死していることがわかりました。まさかの東南アジア。これも請求したいのですが、祖父の兄は私にとって4親等なので、請求できるのか微妙です。これも追って調べたい所存です。

 

 

 ↓続編はこちら。

mikihoshi.hatenablog.com