子どもがめでたく生後3か月となりました。この3か月をふりかえると、「自分の母親としての意識の低さを、親や面倒見のよい友人にカバーしてもらいながらなんとかやれた」としか言いようがないです。インターネット上を含め、多くの人に助けていただきました。感謝しております。その分、ほかの方に返したいと思います!!
でもまあ、私だって意識低いなりに、新生児を迎える準備はしていました。だけど、結果として、ぜんぜんモノが足りませんでした。極力ものを増やしたくないというミニマリスト寄りのライフスタイルを目指していたため、「使うか使わないか微妙なもの」は新たに用意しておらず、それが仇となった、と思っています。
しかし、幸か不幸か、里帰り先の実家は非・ミニマリスト。新生児のためにわざわざ用意しなくても、意外と家にある、「これ使わないんだったらとっとと捨てなよ」と言っていたモノが大活躍しました。今回は「お母さんお父さん、これめっちゃ役立ったよ。捨てなくてよかったよ、ありがとう」と何度も言ってしまったモノを紹介します。
1 フリース、アクリル素材の安いブランケット
銀行に定期預金したらもらえるような、あるいは福袋に入ってるような、安そうなフリース素材のブランケットです。ブランケットとしてだけでなく、おむつ替えシートのかわりにもなります。
12月生まれの新生児の世話は、冷えとの戦いでした。子どもも冷やしちゃいけないし、自分が寒くても子ども優先だからある程度がまんが必要、でも自分も風邪ひいちゃいかん。授乳の時に子どもをくるんだり、自分の腰に巻いたりと、なかなか重宝しました。
また、私はおむつ替え・お風呂上がりの着替えの時に、布団や座布団の上に敷いて使っていました。おしっこを飛ばされても、吸水性が高い分厚い毛布は水分をがっつり吸収してくれるので、布団までおしっこがリーチしなくて済みます。汚れて洗ってもすぐ乾くし、使い古したブランケットなら汚れが落ちなくてもそこまで惜しくない。
私は、汚物で汚れたものをとりあえずくるむ道具としても使ってました。新米パパママなら、おむつ装着のプロでない限り、子どものおむつから汚物が大量に漏れてパニクることがあると思います。どろどろの汚物が服などについてしまい、脱がせた服をその辺に置いておくと被害が拡大しそうーーというときに、「とりあえずこれにくるんどけ」と、いったん大きめのフリースブランケットに包む。事態が落ち着いてからブランケットをひもとき対処していました。
というわけで、冬に子どもを産む方、「捨て時かも」というブランケットはとっといたほうがいいです。
2 前開きのシャツ(ネル素材がおすすめ)
★母乳が出る方に限ります
文字通り、前開きのシャツ。肌触りのいいネル素材がおすすめ。授乳に便利です。
もともと経産婦の友人から「子どもが吐いたり、母乳が浸みたりと母乳まみれになって、授乳服がミルク臭くなる」と聞いていたので、捨てる予定の前開きシャツを1着用意していました。母乳が出るのか生まれてみるまでわからないので、2着くらいしか用意していませんでした。結果、ぜんぜん足りねー。汚れるスピードに洗濯機がついていけない。とはいっても、ミルク臭くなるのがわかっているので、新たに購入するのはばかばかしい...
ので、兄(31)が高校生の時に着ていたネルシャツ、母が捨てるタイミングを逃し続けていた15年選手のネルシャツを追加投入。5枚体制でなんとかやれています。
というわけで、冬に子どもを産む方、前開きのネルシャツはどんなものでもとっといたほうがいいです。捨てるのはミルクまみれになって臭くなってからでいいはずだよ!
3 古い温泉タオル
温泉旅館に泊まるともらえるアレです。
子どもがゲロッと吐いたミルクをぬぐったり、自分がピューと噴射した母乳を吸収させるのに便利。わたしは母乳パッドの漏れが続くほど母乳の出がよすぎるとき、ブラジャーに突っ込んで直接吸収させていました。
2と同じく、ミルク臭くなるので、古いもので十分かと。
4 保冷剤
★母乳が出る方に限ります
要冷蔵のたべものを持ち帰りするときにもらえる保冷剤。両親ともに夏場に農作業や仕事をするとき、わきの下などにタオルで巻いた保冷剤をあてていたため、大量にとってありました。
母乳の出がよすぎるとき、また乳腺炎になって胸が熱を持っているとき、胸を冷やすのに便利です。
ミニマリスト、断捨離という言葉がはやっていますが、しまう場所があるなら、そんなに急いで捨てなくてもいいんじゃないかな...と思った次第です!