【2016年4月に読んだ本】片づけの魔法で生活がときめきはじめた
4月に読んだ本メモ。
- 母乳がいいって絶対ですか?
- れもん、うむもん!
- うちの子になりなよ
- 人生がときめく片づけの魔法
の4冊です。家庭(家づくり&家族形成)関連の本が多い。
1.母乳がいいって絶対ですか?
ジェンダー問題、痴漢問題をテーマに執筆活動をされている田房永子さんの最新作です。ファンです、わたし。いつもながら痛快に、オッサン社会を切り込んでいます。
母乳育児でおっぱいの形が変形するということ、この本で知った。もう後戻りはできない。私は母乳がですぎる体質で、分泌過多による脱水症状、「服が汚れまくるため外出できない問題」、授乳後のめまいなどで1週間のうち2日くらいは半日以上寝込んでしまっている。母乳育児は楽だけど、母体におよぼすデメリットもちゃんと伝えてほしい...。
自分の中のモヤモヤや納得いかない不服な気持ち、あるいは傷ついた気持ちを言語化してくれる文章は、癒しになる。妊娠・出産関連でモヤモヤしてしまった人にとって、この本は「癒し」になるだろうな。
Facebookで妊娠出産キラキラアカウントの中の方々は、読んだらどんな反応になるんだろ。
自分の中のもやもやを言語化している文章って、癒しになるよなあ。 https://t.co/juOpJTy6mo
— 堀田みきほ (@miqiho) 2016年5月2日
2.れもん、うむもん!
ROLAオンライン版およびアプリで連載していた、はるな檸檬さんのまんが。共感できる点が多かった。帝王切開のが大変という下りで、自分が出産しているときに「もうしんどいんで切ってください帝王切開でいいです」と言いかけた自分を恥じた。
後、「出産に富士山2往復分の体力がいる」というのは、産後翌日の筋肉痛のときに感じました...。体力っていうより、筋肉痛がまるで登山後のそれだった。
これから産むことになった人、産んだばかりでしんどい人に贈りたい。
3.うちの子になりなよ
うちは年齢的に二人目はなかなか困難で、里子もなくはないなあ、と思いながら手に取った本。漫画家さんの本だから漫画だと思ってたのに、エッセイ本だった...。
文章がめちゃくちゃ読みにくいし、筆者の残念加減にイラッとすることもしばしば。だけど、子どもをとても尊い存在と感じているということは伝わってきました。
4 人生がときめく片づけの魔法

- 作者: 近藤麻理恵
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2010/12/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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読んでよかった本ベスト2016Aprilです。
ジャカルタにいたとき、机の上が片付けられない先輩がシンガポールの紀伊国屋で「日本ではやっているんだって!」と買ってきた本。読んでもいないのに、先輩の「触ってときめくものだけを残すんだって(笑)」という感想で、みんなで「日本人あほだろー(笑)」「何そのスピリチュアル本(笑)」「(笑)」「(笑)wwww」と小ばかにしていたのだけど、あれから5年、こんまりさん、小ばかにしてすみませんでした、私が全面的に間違っていました。
「右肩上がり収納」「一か所にまとめる収納」「たてて収納」を早速実践したら、クローゼットがめちゃくちゃすっきりしたし、家に新たな収納スペースができた。片づけの重要性や自分の失敗体験を繰り返し繰り返し説いている本文は正直くどい。だけど、読んでいて嫌じゃない。思いが伝わってきました。ともかく、この本を出してくれたこんまりさん&編集さんに感謝。生活が一部変わりました。片づけ、たのしいわー。