みきほ氏ブログ

川崎在住、トリリンガル。日本にくる外国人観光客事情と対応術、インドネシア・マレーシアまわりのことを中心に書いています

電子書籍を作ってみての感想(精神面)

電子書籍は名刺代わりになるのか、どうかはわからないけど。

ここ数日、何度も言及してますが、電子書籍を書き上げました。 そう、日本ではぜんぜん普及していない電子書籍。誤字脱字の密度が高く、書き手が読者のことを考え抜いていない内容や自己満足的な内容が多い、良書が少ないと思われる、あの電子書籍です。しかもたった4ページで1200円などという価格設定のものもあるという、電子書籍です。

こんな感じでちょっと電子書籍を軽くみていました。斜に構えてみてました。

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しかしあるとき、某商工会議所の方に打ち合わせで「堀田さんを売り出すにあたって、電子書籍でも、著書があるとないとで信頼度は大きく変わるんですよね」「一冊の本にまとめられるだけのコンテンツがある人という証拠にもなりますよ」とアドバイスをされ、妙に納得して、作ることにしました。

「できると知っている」と「実際にできた」は全然違う

「無料で簡単に作れる」「自力で作れる」と言う話は前々から聞いていたので、「やろうと思えばできるんだろうな」くらいには思っていました。実際にやってみたらコンテンツ制作以外にけっこう時間がかかりました。でも、四苦八苦しながら、ちゃんと形にできました。

当たり前のことですが、「できると知っている」と「実際にできた」は全然違います。前者は「俺はまだ本気を出していないだけ。本気を出したらすごいんだ」に通じるものがありますよね。

「無料で簡単に作れる」とはいっても、コンテンツ制作以外に労力はかけています。実際、本文の書式、目次の仕組みなどもそれなりに勉強する必要がありました。出来ると思っていたことができない仕様だったり、Kindle作家のブロガーが書いた情報は古くて参考にならなかったり、アマゾンジャパンで販売する場合は適用していなかったり。

試行錯誤の連続でした。だからこそ、形にできたとき、自信につながりました。

ブログなり講演資料なり、すでに書き溜めているコンテンツがある方は、一度編集して電子書籍という形で出してみるのをおすすめしますー。

一万冊売ってわかった!電子書籍を売る方法

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