- おくらの栽培をはじめた。
おくらが大好きなのだが、ある日スーパーを四件回ってタネは売ってるのに肝心の実はどこも売り切れで、腹が立ったのでそのままタネとプランターと土を買ってベランダに栽培を始めた。田舎育ちの私からすると、土を150円出して買わなきゃいけないというのが妙に納得がいかなかったのだが、都会生活ってそういうことなんですよね。
●追記●
『出張するから通訳になって、訪問先まで案内してくれ』などの問い合わせが異様に多いことから、
こちらもあわせて読んで頂けると助かりますhttp://mikiho.hateblo.jp/entry/2011/11/08/230453
- ラマダン開始。
<ラマダン、神聖な月ということでイスラム関連ファッションも一番盛り上がる。モールのショーウィンドウはムスリムファッションのマネキンが並んだ>
八月が始まると同時に、断食月(ラマダン)が始まった。昼間はムスリムの同僚の前でごはんを食べないようにしたため、間食が減った。前回書いた通り、水も飲んではいけないので、そのへんの配慮もした。間食減るのはいいことだけど、水飲めないのはけっこう不便だ。
- 数感覚というのを身につけなきゃならないな、というのを痛感した。トヨタの年間売り上げとかをさっと言えるようにしたい。
- 手相占いをしてもらう。
知人の下宿先に現在手相占いができる日本人の方がいるということで、一緒に会食をした。するとなんと私が大学時代を過ごした名古屋の大須で開業している方だった。大須、桃源院の三原彰円先生。住所など→(http://www.tv-aichi.co.jp/osu/2008/02/post_91.html)
大須の「さのやスーパー」などローカルな話をして、「もしかしたら名古屋パルコの無印とかですれ違っていたかもしれませんね」と笑っていたが、そんな人とジャカルタで会うというこの縁の巡り合わせが面白い。
言われたことが非常に当たっていたモチベーションが落ちてもくさらないこと、クリエイティブな仕事に就いた方がいいこと、部屋をしっかり掃除することーなどのアドバイスの他、いま仕事に関しては初心を忘れているよね、モチベーション下がってるよねという指摘もいただいた。仕事に関しては本当に悩んでいる。
占い師に言われることーー「部屋の掃除をしなさい」とか「仕事に一生懸命取り組みなさい」とか、学校の先生が普段言ってくれることとおなじことなのに、「占い師」に言われるとなぜこうもありがたがってしまうのか。学校の先生が無料で口を酸っぱくして言うことばなのに、我々はお金を出してまで占い師の先生から同じことばをいただく。言葉は、「言葉そのもの」の意味より、「誰が」発したかに意味がある、ということなんだろうな。
- 「がんばる」てなんなんだろう
普段会わないタイプの人に会い、「まあ、頑張って欲しいと思う」という意味のことを繰り返し言われたのだが、「がんばる」ってなんなんだろうか。ぐるぐるぐるぐる考えてみたが、先述の占い師の三原先生のことばなどを参考にすると、「モチベーションが下がってもそこで下がらない」「志を高く持ち、それに向かうこと」なんだろう。こころざしは、どこだ?
- マレーシアに里帰り。
高校で一年間マレーシアに留学していた事もあり、今年の断食月明けの連休はマレーシアに三泊四日の旅に出た。昔のホストファミリーがこれでもかというくらいあたたかい出迎えをしてくれた。別れるとき妙にしんみりした。のちに改めていくつか記事を書こうと思う。
- ある店へのクレームを一週間言い続けて非常に疲れた。諸悪の根源は、首都から数十キロ離れた郊外型ショッピングモールで私が買い物をした際、レジが中身を入れ違えたというアクシデントだった。本来、わたしは日本ではクレームなどつけるタイプの人種でないが、インドネシアにきてからはよくクレームをつけるーーというか、「なにそれそれってこういうこと?」という嫌みを言うようになった。
結局私が購入したかったものはもう売り切れたとかで、あれだけ怒り続けた結果欲しくなかったものの「返品」だけだった。怒り続ける、ということは本当にエネルギーがいる。大きな風船に空気を入れるみたいにドンドン大きくなり、報われないということがわかったその瞬間にぱちんと割れて、粉々になった。本当にロスの大きな一週間だった。あんなに不愉快な想いをしたことは、そうそうない。