ハラール対応、イスラム教徒対応、ムスリム・フレンドリー...と、イスラム教徒向けのメニュー開発を叫ぶ声が聞こえて久しいですね。
まず最初に、私は3年半のインドネシア生活、1年間のマレーシア生活をもとに、
「飲食店さん、来るかどうかわからないイスラム教徒向けに何十万もかけてハラール認証を取得してメニューを開発する必要はないよ」
と主張する立場であることを明言しておきます。
ところで、6月5日ごろから断食月(ラマダン)がはじまります。この日から一か月、イスラム教徒の方の多くは、日が昇ってから落ちるまで、飲食をしません。
日本を訪れているイスラム教徒にとって、この時期、ハラールのランチメニューよりも、一日の断食の終わりのタイミングで飲食にありつける方がうれしいのではないだろうか、と思うのです。
以下、ラマダン開始の6月5日まで、
を紹介していきます。
<第一弾>ラマダンについて解説